見出し画像

日曜雑感 vol.59~本日のテーマは「年金受給を考える」です

還暦の60歳を迎え、年金が受給できる年齢になりました。もちろん、受給開始年齢は65歳となっていますが、「額は減ってもすぐに年金が欲しい」となれば、繰り上げ受給の手続きが可能なのです。

繰り上げ受給の場合、65歳から1ヵ月繰り上げるごとに0.5%受給額が減ります。60歳だと30%の減になるわけです。4月からは減少率が緩和され0.4%となり、24%減にとどまります。

一方、65歳を過ぎても年金を受給せず、繰り下げることもできます。この場合は1ヵ月ごとに0.7%増額され、70歳で42%、さらに4月からは75歳まで繰り下げができ、75歳で84%増となるのです。

年金は一度手続きをすると、額が一生涯決まってしまいます。したがって、「いつから受給すればよいか」というのは、人生の後半生にとって最大の決断と言っても、決して大げさではありません。

私の考えも二転三転しています。決めているのは「繰り上げ受給はしない」ということだけ。65歳からきっちりと受給するのか、あるいは繰り下げをするのか。繰り下げるなら、何歳まで待つのか。思案投げ首です。

老齢基礎年金と老齢厚生年金が受給できるため、片方のみ繰り下げるという選択肢も考えられます。ただし、生活費等が不足するため、不足分は働いて稼ぐか、貯金を取り崩すか、いずれかの手段が必要となるのです。

80歳以上の超老後を迎えた時に、受給額が多ければ多いほどありがたいに決まっています。一方で、年齢を重ねるごとに月々の支出は減るだろうとも推測でき、65歳時受給額でも十分生活できると考えられます。

そんなわけで、思い悩むたびに年金受給想定を変えながら、生活設計シミュレーションを組み立て直しているというのが今の私の姿です(苦笑)



この記事が参加している募集

#自己紹介

230,124件

noteでは連載コラム、エッセイをほぼ毎日書いています。フリーランスのライターとして活動中ですが、お仕事が・・・ご支援よろしくお願いいたします!