映画 変な家 感想(ネタバレあり)
変な家 感想(ネタバレあり)
普段はマーベルやアメコミばかり見ているのですが、予告の作りが面白そう!と思い鑑賞してきました。
ちなみに原作やユーチューブも観てない状態でのミーハーな鑑賞になっています。
ネタバレばんばんと書きますので、観てない人はここで閉じて下さい。
以下ネタバレ
ざっくり言うと
「前半と後半のテイストが違うのが良くない方向へ出た映画」
になります。
前半と後半が全く違う展開で思い出すのが「フロム・ダスク・ティル・ドーン」というロバート・ロドリゲス監督がタランティーノと作った作品があるのですが、この作品は前半と後半が全くテイストが違った事が神がかり的に素晴らしく、クセになる裏切り方の伝説の映画でした。
しかし「変な家」は前半の流れを引きずりつつ、物語を
先の見えるホラー系に変化させてしまったのが、残念というか、何か大人の事情を感じます。
期待した物と全く違う内容に、一生懸命こちらの頭を合わせて映画の元を取ろうとしなくては納得出来ない状態に。
原作知ってると、違う楽しみに方があったのかもしれないけど。
細かいツッコミどころ満載だし、この状況は写真見てガールズバーに行ったら写真と全然違うやん!的な感覚。
ホラー系嫌いな人は「騙された」感があったんじゃないかなと思う。
カップルで行って相手がホラー系嫌いだったら気まずくなる感じです。
「なんでこんな見せたの!」となるかも。
全力で脅かしてくるし、遊園地に入ってビックリハウスくらいだと思ってたら、追いかけてくるお化け屋敷だった感じ・・・
いや好きならいいけど。
もう一度作り直してほしいくらい役者さんは、良かったんだけどね〜。
しかし映画は良い点を見ていきたいので、良い点を紹介します。
うーん予告が1番良かったかな
あと、原作のユーチューブ「変な家」を見たくなった点
本も面白いらしい。
美術さんは素晴らしく、かなりレベルが高い。これは外国から見たらどう思うだろう。
お面や家の中なんて凄いリアルだった。
あのリアルさ
同じ猟奇的な作りの脱出ゲームが東京の方南町にあり、そこでも民家を利用して殺人鬼が住んでる作りになっているんだけど、その部屋も今回の映画の部屋と同じ雰囲気を作り出していた。
互いの美術チームにプロ意識を感じる。
方南町の脱出ゲームはこちらより
http://obakensan.com/if/
これも怖いけどエンタメとしては振り切ってます。
個人的には佐藤二朗さんの安定感には救われた。
この方は何でも出来るから凄い。当主の役やったとしても存在感あっただろうし、雨男やっても作風が違ったと思う。
やっぱり陰と陽が演じ分けられる役者さんはリスペクトです。
第二弾もあるかもしれないので、今度は良くなってほしい作品でした。
さて次回はゴーストバスターズを見たいと思います☺
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