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新しい仕事を始める時に決めたこと

前職を離れてからしばらくブラブラしていたのですが、6月から新しい職場で働いております。一緒に働いている人達も良い人が多くて気持ち良く働かせていただいてます。

ところでこの仕事を始める時に私は3つのことをしようと決めました。それは
1  Upward Managementをきちんとする
2  成果を記録する
3  予め退職日を決める
です。

Upward  Managementをきちんとする
敢えて日本語ではなく英語で書いた理由は適切な日本語が思い浮かばなかったからです。直訳すると上役を管理するなので、かなり言いたいことと意味合いが違ってくるし、所謂ゴマスリという意味でもない。この言葉はアメリカではけっこう耳にする言葉で、上司や自分よりも役職が上の人達と友好な関係を築いて仕事をスムーズに進めやすくしたり、自分のキャリア形成や昇進を応援してもらう、みたいな意味です。私は天邪鬼で生意気な性格なので、若い頃はそれはそれは上司だった皆さんにはご迷惑をおかけしたと思います。自分が上司と呼ばれる立場になり人を管理するようになって、自らの行いを深く反省した次第です。そして上司になって良かったことは部下に何をしてほしいか、どのような行動をとってほしいかが、ある程度把握できるようになったことです。新しい職場でせっかく白紙から始めることができるので、今回はちゃんとUpward Managementをしようと思っています。具体的に言うと、進捗状況をまめに報告する、上司が気づいていなさそうな社内の動きを知らせる、上司が私のことを評価しやすいように私の実績をまとめておいてあげる、などでしょうか。上司になって分かったことですが、人を評価する作業ってけっこう重労働なんですよ。なので、はい、今期はこんなことしてこんな結果を出しましたよって感じて簡単でも良いので自分のパフォーマンスのレポートを出してあげると上司も自分の仕事が減るので喜んでもらえると思います。

成果を記録する
成果というと大袈裟ですが、要するに自分が何をしたかという記録ですね。昨日お昼に何を食べたのかも忘れちゃうお年頃の私なので、毎週金曜の午後にその週にした主なことをいくつか記録しておくようにしています。あまり大変だと続かないので書く項目は最大でも5つくらい。エクセルで新しいピボットテーブルの技を覚えたでも良いし、他部署と連携してお客さんを喜ばせるサービスを提供したでも良いし。続けているとけっこう良い備忘録になるし、やり残したことも見えてくるのでタスク管理にもパフォーマンスの宣伝に使うツールとしても便利だと思います。そんな大した仕事を毎日しているわけではないので、非常に些細なことを書くこともありますが、特に決まったルールもなく自分で見返すためにしていることなので、無理せず自分の好きなように自分で成果だと思ったことを記録しています。

予め退職日を決める
読んだことがある人も多いと思います、「7つの習慣」という本。7つの習慣のうちのひとつにBegin with the end in mind、物事は終わりを思い描きながら始めなさいというものがあります。以前は新しい仕事を始めた時は目の前のことに一生懸命だったし、次へ次へと前に進む感じで仕事をしていたのでゴールをあまり見据えていなかったような気がします。今回は50代後半での転職ということで年齢的にもリタイアを見据えるライフステージですし、今までのスキルや経験を活かせる仕事で余裕も多少あることもあり、予め退職日を決めて仕事に取り組むことにしました。と言っても、本当にその日に辞めてしまうかは分かりませんし、もしかしたらその前に辞めてしまうかもしれない。でも期限を決めることでプロジェクト的に仕事に取り組めて、自分がすべきことが明確になったような気がしています。因みに「7つの習慣」は大昔日本で日本語版を読み非常に感銘を受け、その後英語版も購入して英語でも読みました。私の人生に非常に役に立った本なので、もし面白い本を探していらっしゃったらお勧めしたい一冊です。

以上、私が新しい仕事を始めるにあたり決めたこと3つでした。

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