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英語が私の人生を変えた

私には人生で勉強して良かったと思えることが2つあります。それは英語とお金です。お金の話はまた次の機会にということで、今回は英語のお話。

英語ができなければ、アメリカで就職することも、6桁ドルの年収を得ることも、ハワイとカリフォルニアの2拠点生活を満喫することも、グローバル企業に勤めて世界中を飛び回ることも、ハワイのリゾート地にタウンハウスを所有することもなかったでしょう。

そして私は留学経験もなければ(お金がなかった)日本で一流と呼ばれる大学を出ているわけでもありません(受験勉強したくなかった)。でも英語が好きで英語を積極的に学び練習し、そして英語をステッピングストーンにして今まで他の人達がなかなか経験できないような体験をすることができました。日本ではまだ英語プレミアムが存在するので、英語ができるというだけで就職もしやすいと思いますし、海外でもビジネス界の公用語は英語なのでどこの国に行ってもある程度の英語は通じます。英語は人生を切り開く強力なツールだと思うのです。

この「ツール(道具)」というのがキーワード。道具は道具でしかないので、この道具を使って何をするのかが重要です。私の場合、英語を少し話せるようになった頃は、英語という道具を使うと外国人とコミュニケーションがとれるということを発見し、コミュニケーションの道具として使っていました。そしてアメリカに来てからは、就職したり学校で良い成績を取ったりということに使いました。そしてある程度のポジションを築いてからは、仕事を円滑に進めるために使いました。

なぜこういうことを言っているかというと、道具を使う目的によって学ぶべき英語の表現や使い方が違ってくるからです。日本の人が一生懸命になっているTOIECの点数などは海外では全く関心を持たれません。別にTOIECを受けなくても良いと言っているわけではなく、自分の英語のレベルがどれくらいあるのかを理解するために受けることに異論はありませんが、結局大切なのはコミュニケーション能力なのです。正しい英語も大切ですが、どれだけ自分の考えていることを分かりやすく相手に伝えるかの方が大切だったりします。

じゃあそれをどうやって勉強すれば良いのか?今はYouTubeなどで良質の英語学習の動画がいくらでも見られる時代ですし、ポッドキャストなどでも素晴らしい話が聞けたりします。私がお勧めしたいのは、とりあえず一つの動画を8割くらい理解できるまで繰り返し聞いてみることです。

私のお気に入りの動画の一つはスタンフォード大学でコミュニケーションを教えているアブラハムズ教授。私は一度スタンフォード大学で行われた一般人が参加できる公開イベントで彼のレクチャーを受けたのですが、いや〜、それはそれは素晴らしかった。スタンフォード大学の教授になる人ってやっぱり凄いわ!って感動したくらい素晴らしかったです。この動画は基本的にその時に受けたレクチャーと同じなので、一度見ていただきたいと思います。アブラハムズ教授は話し方もはっきりしていて聞き取り易い英語ですし、英語学習の教材として非常に良質な動画だと思います。また英語上級者の方には、アブラハムズ教授がやっている”Think Fast, Talk Smart”というポッドキャストもありますのでお勧めします。

英語を仕事にする(通訳や翻訳など)のに対し、私は英語で仕事をすることを選びました。そして私にとって、その選択は正しかったと思います。もちろん語学学習には時間がかかりますし、一朝一夕に英語が流暢に話せたりコミュニケーションが上手にとれることはありません。私も今から考えると穴があったら入りたい、いえ、穴がなかったら掘ってでも入りたいくらい恥ずかしい英語の間違いをそれはそれは沢山してきましたし、今でもしていると思います。でも、それは誰もが通る道ですし、そういった経験があるからこそ成長できたと思っています。

もしあなたが少しでも英語に興味があるなら、頑張って海外で通用するくらいの英語力を身につけてみたらいかがでしょうか?新しい素敵な人生が待っているかもしれません。少なくとも、就職や転職がしやすくなると思います。

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