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乗り物日記

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僕のお出かけのメインイベントは鉄道に乗ること。 鉄道に乗って楽しむ、ということをテーマに記事を書いています。
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#日記

【乗り物日記】 阪神電車から眺める淀川の景色が好きなのだけれど。

阪神なんば線が開通して14年がたつ。 私が子供の頃は、西九条駅と難波駅の間がまだできておらず、尼崎駅と西九条駅の間を折り返し運転する阪神西大阪線という路線だった。 正直言って、子供ながらに、「この路線は意味があるんだろうか?」とか、「なんだかパッとしない路線だな」と思っていた。 だけど、西九条から先、難波の方へ延伸しようとしている、という情報を知って、それはいつなんだろうか、本当なんだろうか、とワクワクしていたのを思い出す。 そして、私が忙しくしているうちに、工事は進み、い

鉄道の楽しみ方 #2 『超超ローカル!紀州鉄道に乗ってみた!』

和歌山県御坊市に紀州鉄道という鉄道会社がある。 御坊駅と西御坊駅を結んでいて、全長はなんとたった2キロ。 和歌山県の御坊にそんな鉄道があるのは不思議だし、この目で見ておきたいと思って、行ってみることにした。 新大阪から、特急くろしおでおよそ2時間。紀州鉄道は御坊駅から出発する。 紀州鉄道の列車は、とにかくものすごくスピードが遅かった。 自転車よりちょっと早いくらいのスピード。 遊園地のアトラクションなんかの方がよっぽど、速いかもしれない。 全長2kmなので、あっという間に

【乗り物日記】 海を眺めて、山を越えて、特急サザンで和歌山へ。

僕は、特急サザンに乗って和歌山に行くのが好きだ。 大阪の難波から、和歌山に行く、南海電車の特急サザンは、乗っている時間が1時間ほど。 この1時間というのが、とてもいい。 手軽だけれど、旅をしているという感じがする。 和歌山もまた、好きな街だ。 和歌山は、大都会にはない、何かが残っている。 京都や奈良はテーマパークのような都市になってきていると思う。 その点、和歌山は日常の都市という感じがする。 それでは、早速、サザンに乗ってみよう。 サザンは南海電車の難波から出発する。

鉄道の楽しみ方 #3 『JR西日本の新快速Aシートに乗ってみよう』

ようやく、JR西日本の有料座席サービス、新快速Aシートに乗ってみた。 Aシートは、従来の新快速に1両だけ指定席車両が設定されていてプラス料金で利用できるというものだ。 JR西日本の新快速電車は速くて頻度が多くて便利である。 だけど、何が足りないかというと、座れるかどうかということと、快適性だった。 ここに来て、確実に座れることと、快適性を補うサービスが誕生したのだ。 今のところ、Aシートの本数はかなり少ないので、 頻度という点で、本来の新快速電車の素晴らしさが享受できない

鉄道の楽しみ方 #1 『レトロ路面電車"とさでん"に乗って』

高知駅から高知の中心部に行こうと思うと、「とさでん」という路面電車に乗ることになる。「とさでん」は、路線の長さが日本で一番長い路面電車らしい。一度、どんな感じなのか、西の終点、いの町まで乗ってみることにした。 「はりまや橋」から途中の「鏡川橋」という電停くらいまでは、普通の路面電車のように、大きな通りを走る。ところが、鏡川橋を越えると、線路は単線になり、歩道も無い狭い道路を走り出す。 普通の住宅街の、こんなに狭い道を路面電車が走っている!電停も、ここが電停なんだという印が