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いじわるな脚本家作『人生』のト書きはいつも“歯を食い縛る”

これを書いたときは神様みたいな存在が人生という脚本を書いていて、私にくれる台本にはいつも理不尽なことを書いているものだと思っていた。でもいじわるな脚本家は実は当時の自分で、"歯を食い縛らされている"ように感じていたのは心のどこかで歯を食い縛るような展開ばかり望んでいたせいだったのかもしれないと思うようになった。「ほら、やっぱり!」と答え合わせをするように。
歯を食い縛るのは歯それ自体や顎によくなさそうだし、最近は意識的に"一旦目線を上げて、大きく深呼吸をする"を取り入れるようにしている。理不尽なことがなくなるわけではないけれど、歯を食い縛って下を向くよりは良い結果が出そうな気がする。

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