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【本レビュー2】ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく

「働け」
ホリエモンが厳しく、かつ優しく問いかけてくる本。

オンザエッヂ。
上場して倍々ゲームのように売り上げが伸びて一気に億万長者になったホリエモン。
一世を風靡していたが、フジテレビや一部の世間に嫌われて、留置所に2年間収容された。

そんな辛い過去がありながらも、ロケット開発やメディア作成、その他多くのプロジェクトにかかわっている。
並行して毎月本を出し、毎週メルマガを配信している。

そんなエネルギーはどこから湧き上がっているのか?
なにをやりがいに働いているのか?
このことが垣間見れる本だ。

ゼロってなに?

みんな、スキルも知識もなにもなくてゼロの状態なのである。
だから愚直に物事を継続していこうよ、とホリエモン。
ゼロという状態を受け止めて、焦らずに前向きに生きていこう。

ホリエモンは昔から楽しんでいる

ホリエモン は勉強好きじゃない。楽しいことをやってきただけ。
小さい頃、家にある百科事典をひたすら読んでいた理由は、楽しかったからとのこと。
家族関係があまり良くなかった。百科事典で、いろんな文字や歴史を学べるのにワクワクしていた!

小学生のときから、おとうさんとおかんのずっと言いなり。
柔道やりたくなかったのに、習っていた。

そんな環境からどう逃げ出すか考えた。
関東の学校にいくといっても許してくれない。

しかし、東大ならきっと許してくれる!ということで、1年半ほど猛勉強して現役合格。
勉強はそれほど辛くなかった、いや、楽しかった。
特に英語。自分で勉強法を見出して、一日一日目標をクリアしていくのが楽しかったとのこと!!

なぜ働くのか?

楽しいからだ、とホリエモン。
自分のやりたいことをやるだけだ。

やりたいことがないと相談をよく受けるが、それは自分に見えないブレーキをかけているだけ。

女優と結婚したい、モテたいとかなら、テレビ局で働くよう頑張ればいい。
やりたいことはあるはずだ。

やりがいを感じるには?

仕事を作ることだ。
僕は留置所のときに、いわゆる単純作業をしていた。

それでも、僕はやりがいを感じていた。どうやったらもっと早く終わらせられるか、うまくできるかを試行錯誤するんだ。
これを考えると、「こなす仕事」から「つくる仕事」に変わる。

僕は起業をしたから、サラリーマンをしたことがない。
サラリーマンをしたとしても、やりがいを感じられると思う。

たとえば、会計の部署に配属になれば、「より効率的な会計システムがないか」「簡単に経費入力できるアプリはないか」などを考えると思う。

つくる仕事に取り組めば、一気に仕事は楽しくなる。

馬車馬のように働いた

起業してから数年間、馬車馬のように働いたとのこと。
「これ出来ますか?」と顧客から言われたら、迷わずYESだ。
そして帰り道に、本を買いまくって勉強する。

そして、なんとか完成させる。
そんな日々を送っていた。

なぜそんな生活を送れたのか?
楽しかったからだ。

さぁ、次はあなたの番だ、とホリエモン。
働くことで、社会とつながる
働くことで、自分が成長する
働くことで、新しい自分と出会える

働こう。


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