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何かを好きになるってすごいこと

YouTuberのヒカルを夫が好きでよく見ていたんだけど、これまで私はどちらかというと苦手だった。動画の企画が面白くてすごいなと思っていたけど、お兄さんへの言葉やカジサックへの態度に傷ついてしまうことがあって、苦手に思っていた。

でも先日!!「ですよ。」との動画を見て心からかっこいいなと感じたんです。この理由の言語化は難しいし、本質ではないから割愛しようと思うけど、なんと、これまで苦手に思っていた部分(一見すると人を傷つけそうな強い言葉や態度)をむしろ素敵に思ったのだった。

この経験を通して、何かを好きになる、つまり何かの良さを分かるってすごいことなんだと気付きました。

雨のように降り注ぐ情報から、だいすきな1つを見つける

「わ、これいいな」だったら1週間に1回ぐらい
「!!素敵すぎる…」だったら1,2ヵ月に1回ぐらいの頻度で訪れるけど、こういう「何かを好きになること」を過小評価してきたと思う。少なくとも、その対象をすごいと思っても、自分をすごいと思うことはなかった。

だけど、自分が社会でうまくやれない経験をしたり、自分に足りないものを考えたりしていたことで、ヒカルのすごさに気が付いて好きになった。自分の成長や経験がない状態では、良さに気がつけなかったと思う。
全く同じものを見ても、自分の心情や状況によって受け取れる情報は違うんだね。

そういうわけで、何かを好きになれた自分というのは「その良さがわかる」という点で価値があると思う。その背景には、わたしだけの経験や想いがあるから誇りに思おう。

ニッチなものの好き同士でお話しするときに「いや~これの良さがわかりますか~!」みたいなテンションになると思うんだけど、あれをすべてに適用していきたいな。

そして単純に、好きなものが1つ増えるというのはそれだけで人生の幸福度が増すからいいですよね。たとえそれが世間的に良くないものとされていたとしても、誰も傷つけない範囲で楽しんでいるのであれば、いいことだと思います。

また、もう1つ別の観点として、「何かを好きになる」とき、その何かは自分の内面を映す鏡なので、とても貴重だと思います。なぜこれが好きなのか、なぜいいと思ったのかを大切にひとりぐるぐる考えている。

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