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胃袋にいる神さまにお供え物をするように食事をする

アーユルヴェーダでは
私たちにとって
「最高の薬」は
「普段から食べている食べ物」である、と
教えています。


不摂生な生活をして、
病気になってから、
病院に行って薬をもらって飲む、
という生活は

私たちの
身体と心を健康にしているのではなく、
大きな負担をかけていることに
私たち自身が気づく必要があります。
(もちろん、薬が必要な時もありますから、
必要に応じて飲むことは大切です)


インターネットやテレビなどの情報から
「これが健康に良い!!」と
言われるからといって

そればかりを食べていては、
逆に不健康になりますし、

体質によっては
それは食べない方が良かったり、

そのものを食べる
ベスト季節や時間帯などもありますから、

普段から
きちんと自分の身体の声を聴いて、
いることが大切になります。


食べた時の自分の身体の感覚や
気持ちの変化に気づくことが大切で、

そのために
私たちは普段から
身体感覚に意識を向けておくことが重要になります。


毎日、
同じ時間にヨガや瞑想を行うことを
すすめるのは、

今の
自分の身体や心の感覚に意識を向け
「今の自分の状態」を把握するため。

そして、
アーユルヴェーダでは
食事のルールがいくつかあります。

1、空腹になってから食事をする
2、食事の時間を決めて、規則正しく食べる
3、消化される分だけの適量を食べる
4、加工食品、添加物、農薬が含まれている食品は避ける
5、新鮮で出来立てのものを食べる
6、ゆっくりとよく噛んで食べる
7、心を整えて食事をする、気の合う人と食事をする
8、ながら食べをしない(携帯を見ながらや、本を読みながらなど)
9、食べたいものだけでなく、栄養などを考えて
  食べる必要があるものを摂るようにする
10、満足感を重視する
11、サトヴァ(純粋性)の高い食事をする
12、ギーを積極的に摂る
13、食後はすぐに運動をしない
14、体質、年齢、症状、仕事量、土地柄にあった食事をする

などなど。


アーユルヴェーダでは

胃袋にいる神さまに
お供え物をするように食事をしなさい、といいます。


お食事の際に、
「胃袋の中には神さまがいるのか・・」
と思うと、

冷たいものを一気に胃袋に流しいれたり、
スナック菓子ばかり食べたり、
インスタントのものばかりを
食べようとは思わないと思います(笑)

胃袋に神様がいる、と思えば、
食事の内容も、食事の仕方も変わると思います。


私たちにとって
最高の薬は、普段の食事。

医薬品会社が開発した最先端の薬ではありません。

毎日が忙しくて、
コンビニ食や加工食品、冷凍食品に
ついつい偏ってしまっている方も、

できるところから、すこしづつ、
ご飯くらいは炊こうかな、
お菓子は1日1つにしておこうかな、などと
気を付けてみませんか。


私たちの身体は、
一生涯つきあっていく、
大切な「乗り物」。

どうか大切にメンテナンスしてあげてください。

明日も素敵な1日をお過ごしください。


※2021年1月末まで
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いつもありがとうございます。
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アーユルヴェーダ専門サロンMyCocoon
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