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その思考は真実ではない

繊細だったり、
感受性が豊かだったりすると、

良い意味でも、悪い意味でも
周りのエネルギーを受け取りやすいですから

相手が何を考えているのかが
すぐ分ってあげることができたり、
相手の怒りを感じて苦しくなったり、

美しいものを見て
心から幸せを感じられたり、
悲しい映像を見て1日その悲しみを引きずったりと、

周りの影響を受けやすいため、
心の振れ幅が大きく、心が忙しくなりがちです。

心が忙しくなると、
思考が混乱しやすく
考えがまとまらなくなったり、
なんとなくの不安や焦りや心配などが
湧き出てきやすくなります。


こんな時の対処法はいろいろありますが
私は大きくわけて2つになると思います。

ひとつ目は身体を動かす。

その思考から離れればよいので、
身体を動かすことで、
身体に意識がいき、
思考の混乱がなくなります。

ウォーキングに出たり、
買い物に出かけたり、
家事をしたり、
マッサージをしたり、
誰かに話しかける、など、

身体に意識を向けるようにしていきます。


そして2つ目は、
思考の混乱をじっと見つめる、です。

あちこちと飛んでいる思考を
見つめていきます。

へ~、そうなんだ、
と見つめていると、
時間が経つと必ず収まってきます。

水の中に砂を入れたコップのをかき回すと、
最初、砂は水の中を舞っていますが、
だんだんと砂が沈殿していくのを眺める
そんなイメージです。


繊細な人や感受性豊かな人や子どもは
コップの水の中の砂が、
ぐるぐると激しく舞いやすい、といえます。


そして、
私たちはそのぐるぐると混乱している思考が
現実だと思ってしまうので、

勝手に不安になったり、
ショックを受けたりするものですが、
思考は真実ではありません。

真実は、砂が沈殿した後に見えてきます。

ですから、
あー、なんだ、
またぐるぐるしていただけだったのね、と
気づけば、そこで終わりますね。

誰もがこの状態にはなりますが、

特に
周りのエネルギーを受けやすい人、
繊細な人、感受性豊かな人、
囚われやすい人、
過去にひっぱられやすい人
(過去を思い出しやすい人)は、

その思考は真実ではない、ということを
忘れないでおくことと、

思考にはまったときに、
抜けだすほうほうや、
その思考(砂)を沈殿させる方法を

なにか自分なりに身に着けておくと
とっても楽だと思います。


身体を動かす、
もしくはそれを観察する、
これが良いかな、と私は思います。


アーユルヴェーダやヨガや瞑想の習慣は、
思考が真実でないことを思い出させてくれます。


気圧の変化の激しい時期は
気分も上がり下がりしますから、
上手につきあっていきたいですね。


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