恋愛弱者だという自覚①

恋って苦手だなーと思います。

結婚の何がいいってもう彼氏彼女がいないことに負い目を感じなくて済むじゃないですか。

それだけでも精神衛生上すごく良いです。

はっきりと恋愛が苦手で多分恋愛弱者だと思うようになったのは20代前半でした。

それまでの私はいつかは少女漫画の世界の如く、
「彼氏」というやつと甘酸っぱい「恋愛」という経験が向こうからやってくるのだろうと信じていました。

そう、それはサンタクロースがくるに違いないと、12月24日にワクワクしながら靴下を吊り下げる子供と同じような気持ち。

しかし現実は待てど暮らせどそんなものは来なかったのです。

(ここは泣くところです。)

何故なのか?
今は理由がはっきりとわかります。

一言で「可愛くないから」です。
はい、おブスです。

わかってはいても受け入れ難いこの現実。

少女漫画の呪縛が解けた20代前半。
そこから誰もに平等に「恋愛」が届けられるわけではないんだと現実の辛さを噛み締めて理解していきます。

それからはダイエットや肌質改善にお金を注ぎ込み、500冊くらいの恋愛指南書に目を通しました。

恋愛を勉強しようとする固すぎる発想が今思うとさらに痛いですね。
(泣くところ再び)

容姿はそこそこ改善し、なんとか男性からもお声がかかることもあったのですが。。。
想像していたのとはなんか違うのです。

結局「彼女」とか「ガッツリ恋愛」とかそういうのじゃなくただの「お誘い」でしかないことがわかり、また私は恋愛の壁にぶち当たりました。

そう、恋愛するには「性格」もすっごく大切だったんですねっっ。
(今更感半端ない涙)

そんなことも20代前半で理解しました。

私はこれまでの人への対応を改め、どのように振る舞えば良いのか(モテるのか)を猛勉強します。

例の有名な著書「小悪魔になる方法」なども読んでみました。

しかし、結論からいうと
「芝居はできても小悪魔そのものになることはできない」
「ある意味こういう振る舞いができることは天が与えた才能と言える」
でした。

私が小悪魔ぶっても超パチモンの安いメッキ加工の商品にしかなれないのです。それは実践してわかりました。

小悪魔ぶってみた次の日の自己嫌悪が半端なくて、二日酔いしているみたいでした。

相手は「うほっ」となっても次の日に会うと私が「うぇ」っとなるようなことが多かったのです。(というか全て)

やっぱり恋愛がどうもうまくいかないなぁと悩みました。

そしてようやく私は気になっていた男性に自分から声をかけるという行動を起こすようになったのです。紆余曲折ありますが告白したんですよね。
(ほんと今更なんだよなー)

ただ、恋愛関係が芽生える距離感にいる男性ではないので
「君のこと何も知らないし、共通の知り合いもいないよね」
みたいなことを言われその通りだ、と思ったんですよね(泣き)

やはり恋愛がうまくいっている人は自分の生活圏から恋人を見つけて、うまく付き合っていっている人が多いような気がします。
(恋愛ってそういうもんなんだな、本来)

そんなことも気がついてない痛すぎる20代前半の私にエールを。

それでも努力を重ねて今では結婚して子供もいるので本当成長したもんだ。

また独身に戻って恋愛しろみたいな空気を感じるのも嫌だから、解放されて本当に良かったと思っています。

無論、「恋愛を意識しない」という達観した生き方ができれば独身でも良いのでしょうが、私は小物なのでそんなことができないで苦しみます。

たまに20代前半の恋愛を思い出すのでこうして書いていきたいと思います。

誰かの力となれば幸いです。




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