金持ちになるということ

金持ちは、賞賛されるべきことなのか?

金持ちは、批判されるべきことなのか?

アメリカでは、
金持ちになることは愛国的義務である。
20世紀初め、「アメリカ人の最も重要な仕事は、金儲けだ」とクーリッジ大統領は述べた。
「工場を建てる人は聖堂を建てている。そこで働く人はそこで礼拝しているのだ」と説いた。
善行の報いとしてのお金ではなく、持っているお金を誇示することが善行となった。

日本では、
金持ちになることは卑しいことである。
貧乏人を黙らせるために「お金は卑しいもの」として江戸時代以来、刷り込まれてきたのである。お金を誇示することは下品なことであり、卑下されるべきなのだ。「貧乏人が善であり、金持ちが悪」という構図が無意識に埋め込まれている。

金持ちは、
アメリカでは善行、日本では悪業。
今、いる場所によって解釈のされ方が全然違うではないか。環境によって、宗教によって、全然違うではないか。

なぜだろう?

庶民を支配するための国家のプロパガンダが反映されているからだろう。自分が自覚することもなく当たり前のように思っている考え方は生まれる前から先人に刷り込まれてきた結果だ。

金持ちは善行か?悪業か?
どちらが正しいということはない。

大切なことは、
情報技術の進化と共に明らかになってきている社会システムを理解し、自らの頭で考え、肌で感じること。そして、お金に対し、人生に対し、自らのスタンスを確立することだ。

#お金 #アメリカ #日本 #IT


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