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「言葉」

ひっさしぶりの投稿です。
昨年夏辺りから、何だか様々な事が怒涛の如く動きだし、ずっと身体を動かしていたような気がする。

2月に入ってやっとひと休憩。
ちょっと疲れがでたこんな時、僕は優しい言葉に飢える。

久しぶりに糸井重里の本を何冊か購入した。
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僕が高校時代のテレビでもっとも印象に残っているのは番組よりもCMだった。
さっぱり意味のわからない西武百貨店やサントリーローヤルのCMが独特の世界観は、つい見入ってしまっていた。
「意味がわからなくても、なんだか気になる」って,ものすごいことだし、強いことだ。
今youtubeなどで見返しても,わかる人だけわかれば良い,という大人の作品で溢れていた時代だったと思う。

そんな中コピーライターという職業を知り、特に大好きな歌手の矢野顕子や雑誌びっくりハウスでよく見かける糸井重里を知ることとなった。

彼のコピーやフレーズは、
とてもわかりやすい言葉で、面映いような言葉にしづらいヒトの気持ちを絶妙に表現している、と思える。
今風にいうと、AIには中々難しい表現の世界。

それは旅行先で度々遭遇する絶景をみた時や想定外のトラブルをクリアした後の心の叫びを,上手く言葉にしてくれたみたいな。

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目覚めたとき、
「おう、今日がはじまったか。いいぞ!」
と思いますように。

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最近みた糸井重里の言葉で好きなフレーズだ。

こんな一文にトキメクとは、自分も歳をとったんだなぁ、とつくづく思う。

もしかしたら、小さな子供時分にはこんな朝がたくさんあったかもしれないけれど、
なぜか大人になってから、
こんな気分で目覚めた朝は数えるほどしかないかもしれない。
もしかしたらここ十年、無かった気がする。

この間の関東久しぶりの大雪の時も、小学生達の校庭でのはしゃぎぶりったら、なかった。半ズボンとかいて、パワーをもらった気がする。

僕も山奥の森の中の宿で,
鳥の鳴き声で目覚めた朝、こんなふうに思えた朝があったような。

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たとえ旅先じゃなくても、こんなふうに思える朝を、日々迎えられるようにしたい。

子供パワー万歳!

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