【今日のリサゼイトトピック】人間が誕生するまで 4
4.動物細胞と植物細胞の誕生のその後
生命上陸の条件は早いうちにそろっていた。25億年前地球の中心から吹き上げるマグマ、そして地球を覆ったオゾン層は太陽からやってくる熱を地球表面に停める一方で遺伝子を破壊してしまう紫外線やX線を地上に届く前にカットした。
10億年以上も前に多細胞生物となっていた生物はカンブリア紀に一気に花を咲かす。今日に連なる生物に成長し体を大きくした。その中から生命は次々に上陸を果たす。
①昆虫 互いを食料とする
②植物 根は水面下、次第に背を伸ばしやがて、水際が植物でいっぱいになると新たな出来事が起こる。
裸子植物の出現で地上は見る見るうちに緑色へと変わっていった。そして溶岩に覆われ大地を変えていった。溶岩に就いた植物はその根から有機酸を出し、溶岩をとかしていった。さらにその有機酸を求めてバクテリアなどの微生物が集まる。枯れた植物を分解し岩だらけの地面を土に変えていった。それから5000万年後(デボン紀)3億年前には魚から4本足の生えたような生物が誕生し、様々な生物が誕生していった。
トリナクソドン
2億4千万年前トリナクソドン生まれる。昆虫達は羽根を獲得し空を飛びまわった。ゴキブリの祖先誕生もこの頃である。植物はこの昆虫の動きに目をつけ昆虫を媒介にして増える方法を生み出した。花の誕生である。そのころ最初の哺乳類クルサフォンティアも誕生、体調20~30CM。
だがまだ地上ではひっそりと暮らしていた。それは恐竜がいたからだ。1億6千万年という長期にわたって地球上の主役を務めた。(リオアリバサウルス、テコドントサウルス など)。
ジュラ紀になると恐竜たちはどんどん巨大化し黄金時代を向かえる。(ステゴサウルス、ディプロドクス など)そして他の動物たちを圧倒していた。この頃鳥類誕生。
白亜紀;大陸の分裂が進み環境が変わっていく中それに応じて恐竜の種類も増えていった。(ティラノサウルス、アンキロサウルス、エドモントニア、最強のトリケラトプス など)
ジュラ紀の終わり、巨大な植物食恐竜が北米から姿を消したのち、植物の間で劇的な世代交代が起こった。花の咲く植物が大繁殖しはじめたのである。かつ地球は高温乾燥化し植物にとっては住みにくい環境になっていった。そして針葉樹の範囲は限定され続けたが、花たちは昆虫と共に成長。恐竜たちは片っ端から植物を食い尽くしたが、その後から生えてきたのが花である。こうして花たちは彩ある星へと変えていった。
6500万年前 恐竜たちは地球から姿を消した。はっきりした理由はまだわかっていない。おそらく何か大きな変化が起こり地球の温度の変化もあって恐竜は対応できずに絶滅してしまっただろうといわれている。
長い長い恐竜たちの時代は突然終わりを告げた。
次回 ”5. 人間の誕生” につづく
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