見出し画像

ペグが無くなる 5

新しいペグに付け替わった。
ペグってなに?弦楽器の頭についてる弦を巻き上げ、音程を合わせるためのパーツの事。
わたしのは、エレキアップライトベースのペグの話。


弾くために

楽器として復活を遂げたわたしのアップライトベース。そうなると音色を確かめなくては意味が無い。その前にわたしが弾けなくては意味が無い。

その前にわたしの身体の話。少し話しは逸れるのだが何かの参考になれば。

そう、昨年の3月ごろの事、気が付いたら右手が上に上がらなくなってたのだ。所謂「加齢による肉体の不具合」である。先に自覚したのは、肘と二の腕と指の痛みだった。何せドアを開けたり閉めたりする動作で、どこかのポイントで肘と二の腕のなんとも説明のしようのない痛みが走り、とにかく真っすぐに肘を伸ばせなくなっていった。それから指は人差し指と中指と親指の付け根の3つ、これが強張りと痛みでうまく力が入れられない。仕事で、コロナ対策のための感染予防アクリル板の設置の影響で、負荷のかかる無理な手の動き、を繰り返ししなければならに状況に至っていたが、ここは「やるしかない」とド根性を見せてしまったのが原因だ。が、これは続けられる事ではない。職場にコロナ対策の継続が求められる状況ならと、持続可能な形へのやりかえを申し入れ、ありがたいことにそれはすぐに叶えてもらえて、自分の実改善の工夫も合わせて「ましな形」へ変える事は出来たのだが、時すでに遅し、わたしの手の不具合は、そう簡単に治るものではなかった。文字を書いたり箸を使うこともままならなくなっていた。とにかく普通ではないと思っていたが、もともとの使い痛みもあったから境目がわからず、やり過ごすしかない、と重きを置かず毎日を過ごす事に必死だった。きっと大勢の人が同じように過ごしていたことだと思う。この時点では、まだ腕を上にあげる事が出来ないことに気づいていなかった。あ〜抜かった。

ここから本気で治療をはじめた。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?