見出し画像

IBJ成婚白書(2023年度版)を読んで



※Xをやっていますが、複数アカウントあるためか、Noteとの連携が上手くいきません。こちらがXのアカウントです→@chitchtizaw
メールアドレスは→bonoxylove1975@gmail.comです。

遅ればせながら、先日発表されたIBJの成婚白書(2023年度版)を精読いたしましたので、その感想を記します。ミャンマー人女性との婚活の場合、鍵となるのは年齢、人格、年収なので、このあたりを中心に見ます。ちなみに女性の優先順位もこの順、年齢>人格>年収です。

年齢

IBJ成婚白書(2023)によると、

  • 婚姻届を提出した初婚男性の80%は34歳までに結婚している。

  • 男女の年齢差は3歳差以内が71・8%を占める。

  • 男性は40歳以降になると、(日本人女性とは)成婚しにくくなる。

とのことです。
ということで、アラフォーに近づけば、外国人女性との婚活も視野に入るということになります。ちなみにミャンマー人女性の年齢差の許容範囲はだいたい10歳差、マックスで15歳差くらいです。10歳以上の年齢差を許容してくれる理由は、年上好きという趣向、男性の外見が若い、医師などの理由があります。

ミャンマーでも医師はステイタスが高く、次にエンジニアが人気です。総じて理系ぽい職業が人気ありますが、年収・職業よりは、年齢・人格が重視されます。

人格

この点については、IBJ成婚白書(2023)には記述がありませんが、一昔前と違って、以下の理由により、在日外国人女性との結婚は難易度が増しています

  1. 技能実習生制度に加えて、2019年に特定技能制度が導入され、以前は技能実習生として最長5年しか日本に滞在できなかったものが、特定技能の最長5年と合わせて、最長10年日本に滞在できるようになった。(ただし、新設された育成就労制度では、最長期間が5年→3年に短縮)。

  2. 現在、在日外国人の男女の間に子供が生まれると、特別在留許可が下りて、定住者の在留資格が得られ、週28時間以内の労働制限があるものの、半永久的に日本に滞在できる。

  3. 現在、情勢不安を理由に在日ミャンマー人ほぼ全員に緊急避難措置の特定活動の在留資格が下り、期限未定ながら日本に滞在できる(ただし、ミャンマー人の間では、この在留資格は不安定なものと認識されています)。

というわけで、彼女たちが、日本に滞在するために、好きになれない男性と結婚するということはありません。ただ日本人女性よりも優男を好む傾向が強いので、そういう男性にはチャンスが多いです。

収入

個人的に驚いたのは、年収の項目です。

成婚者の平均年収は、弊社に来る男性より、総じて200万円ほど年収が高いです。しかも昨年よりも、年収のハードルが上がっているのだとか。つまり日本人女性相手の婚活より、年収が200万円ほど低くても成婚可能ということになります。これは年齢とともに大きなアドバンテージだと思います。

あと白書には、「共働きを希望する男性が増えている」という記述がありますが、ミャンマー人女性を始め東南アジアの女性の勤労意欲は日本人男性並みにあるので、このへんもアドバンテージです。

ただ会社員の女性は、経済力があり、技術・人文知識・国際業務という日本で10年働けば永住の在留資格の取得も可能な在留資格を持っていますので、他の女性に比べて男性に対する要求水準が高いです。また会社員の女性は、仕事のために東京・大阪・名古屋近辺に住みたがる傾向も強いです。総じて彼女たちはハイスペ女性と言え、このへんは日本人女性とあまり変わるところはありません。

その他

その他、読んでいて思いつたことなどを箇条書きに。

地域

ミャンマー人女性の場合、会社員や特定技能は東京・大阪・名古屋近辺に住んでいることが多いですが、実習生は地方に住んでいることが多く、東京・大阪・名古屋近辺に住んでいても、中心部からはやや離れていることが多いです。

ですから、交際中は多少の遠距離恋愛の覚悟も必要となってくる場合があります。

婚姻歴・子供の有無

日本人女性と一番違うのは、これですね。
白書によれば、①初婚より再婚のほうが成婚しやすく②子供がいて同居している場合のほうが、成婚しやすいとあります。理由は書いてませんが、①については、再婚者のほうが妥協することが多いからではナイでしょうか?弊社に来る再婚男性を見ていると、そう思います。

ミャンマー人女性の場合、貞操観念が強く、離婚すると一生後ろ指を差されるような社会なので、離婚歴があると少し拒否反応を示す女性もいますが、なんとかこれはクリアできます。

ただ子持ちの場合は、明らかに条件が不利となります。子持ちで男性と同居しているケースには当たったことがないのでわかりませんが、子持ちで別居している場合でも、条件としては不利となります。

徴兵

今年2月からミャンマーでは、徴兵制が施行されました。女性も対象になっていますが、当面は見送られるそうです。さらに5月には23~32歳の男性の海外就労が事実上、禁止になりました。

ということで今後、在日ミャンマー人の男女の割合は、女性超過になることが予想されます。

結論

  • 年齢差は10~15歳くらい。

  • 人格重視。

  • 日本人女性相手の婚活より、年収が200万円ほど低くても成婚可。

  • 遠距離恋愛になりがち。

  • 子持ちは不利。

  • 将来、女性余りとなり、競争率の低下が予想される。

以上を踏まえて、婚活対策をお取りいただけると幸いです。

以上。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?