お見合いの手順
弊社のお見合いの手順を説明いたします。
申し込み
まず男性のお客様には、仮登録のフォームから申し込んでいただきます。
記入事項は簡単なプロフィールとお見合希望の女性を原則3人まで…中にはお見合希望の女性を絞れないお客様もいますので、その際は希望を伺って、条件の合う女性を、私のほうから提示することもあります。逆にお見合希望の女性のタイプ(主に年齢)から、かけ離れている場合は、お断りすることもあります(女性を怒らせるので)。
女性に打診する前に、さらにお客様に詳しいプロフィールを伺います。例えば①簡単な生い立ち②仕事の具体的内容・勤務形態③ミャンマー人女性と結婚したいと思った理由(女性から結構聞かれます)④休日の過ごし方⑤将来の家族像などです。
そして実物に近く写りの良い写真を何枚かいただいて、女性にお見合いを打
診いたします。ミャンマー人女性の場合、仮交際という概念がないので、複数の女性に同時打診するのではなく、1人に打診してお断りされたら次の女性…という感じです。
承諾を得られれば、お客様に契約書と必要書類を提出していただき、お見合いの準備に入ります。
お見合いの準備
まずお見合いの場所を決めますが、原則、女性の自宅の近辺の喫茶店で行います。無論、私も同席します。在日ミャンマー人女性の場合は、ほとんどの場合、皆、日常会話レベルの日本語は流暢に話せるので、通訳が同席することはありません。
喫茶店の選定については、お客様に任せることもありますが、私が決めることが多いです。とはいえ、私にもほとんど土地勘のないところでお見合いをすることが多いので、Google Mapで適当に探して、当日、早めに現地に入って下見するという感じです。
お見合いの日時・場所が決まれば、お見合い代の請求書を発行します。請求額はお見合い代+私の往復の交通費になります。
なお①お見合いが複数回にわたり、お客様と気心が知れている②女性が私の知り合いで、これまた気心が知れている③女性が遠方に住んでいるなどの事情がある場合には、私は同席せず、お2人だけでお見合いすることもあります。その際、請求額はお見合い代のみとなります。
お見合い当日
原則、私が女性の最寄り駅まで迎えに行って、待ち合わせ場所まで連れていきます。女性の最寄り駅近辺でお見合いをすることもありますが、女性がかなりの田舎に住んでいて、近所に適当な喫茶店がないことがままあり、別の場所でお見合いをすることが多いです。ちなみに今までのところ、女性のドタキャンは1回もありません。
喫茶店に入り、飲み物を注文しながら、自己紹介をしてお見合いが始まります。日本人同士のお見合いの時と同様、世間話が中心で、特に盛り上がるということはありません(苦笑)。日本人同士の場合と違うのは、適宜私がミャンマーの社会事情などの解説を加えるところでしょうか。事前にミャンマーのことやミャンマー語を勉強してくる男性も多く、その点は感心いたします。
お見合いを初めて1時間ほどで、私は中座します。あとはお2人の自由時間。待ち合わせ時間にもよりますが、お2人で昼食を食べたり、近場でデートすることが多いようです。
その日は連絡先を交換せず、デートが終わったらお2人からメール、SNS、電話のメッセージ機能などでその旨の連絡をいただきます。そして2日以内にお2人から交際の可否の連絡をいただき、お2人とも可であれば、交際スタートです。
交際
交際期間は、お見合いの日を起算日として3ヶ月間。延長は1ヶ月、2回まで可です。
1~2週間に1度、私のほうから様子伺いの連絡をいたします。それ以外にもご相談事がある場合は、随時受けつけています。今までも、文化の違いで誤解が生じていたところ、私に相談して誤解が解けたということがありましたので、何か引っかかることがあれば、遠慮なくご相談していただきたいです。
交際は、契約書の内容を遵守する限り、お2人の自由です。ただ毎日のメールは欠かさないようにお願いしています。ミャンマーの男女交際では、男性が毎日毎時間熱愛メールを送るので、やらないと、女性から冷たい男性だと思われてしまいます。
とはいえ、テキストのやりとりは最小限に留め、交際期間中はなるべく直接会うように推奨しています。日本人同士の交際の場合でもテキストのやりとりでは誤解が生じやすく、ましてや外国人相手ではなおさらです。
無論、交際が成就することもあれば、上手くいかないこともあります。男性のほうから交際中止を申し出ることもあれば、女性のほうから申し出ることもあります。
婚約は、女性の家族にビデオチャットなどで挨拶して完了とすることが多いです。
結婚手続き
婚約した後は①結婚届の提出②配偶者在留資格への変更からなる結婚手続きに入ります。
①で女性の必要書類の調達と作成は、現地の業者に依頼します。料金は500$ほどです。
次に②ですが、女性が実習生の場合は、結婚届だけ先に出しておいて、実習期間終了時に合わせて、だいたい終了時の半年前から手続きに入ります。同居もその後ということになりますね。他の在留資格の場合は、そういう制約はありませんが、日本語学校や専門学校などの留学生の場合は、学校は卒業したいという希望を持っています。
書き漏らしていることに気がついたら、その都度、追記します。
今回は以上です。
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