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「飲み会」あとがきという名の雑記

写真は全く関係ないです。山奥で撮りました。
本編はこちらから。

BL要素があってごめんなさい

 苦手な人も居ることはちゃんと知っています。それでも私が腐女子なので、出ちゃいました。

 ここからは言い訳です。

 そもそもBL漫画、描くぞ〜〜♪ で作ったキャラクターなので、玲と恋はお互いの人物形成に多大な影響を与えあってるので、削るに削れない部分があるんです……。

 私の場合、キャラクターを一人作るためは、とても時間がかかります。
 基本的なプロフィールから、学生時代の全科目の成績や評価、生活水準や両親の出身地まで思いつく限りの設定を書き出し、調べ上げます。

 例えば、東京都〇〇区の会社員であるという設定なら、職業と年齢からおおよその年収を調べ、そのうち家賃に払える金額を算出し、性格から部屋のランク・通勤にかけれる時間を考え、条件に当てはまる物件の間取り図を見ながら、その人物がどのような家具を選び配置するか? を考えます。

 そんなことを毎回しないと、人物は頭の中で勝手に動いてくれないのです。
 そしてその設定から連鎖的に出来る人物像もあるので、一度決めてしまったものは変えてしまうと齟齬があるので、あの二人の関係は削れなかったんです……。

 一応、嫌悪感がある人が早めに逃げれるように、早めに玲は同性愛者ですよ〜と示しました。
同性愛を否定するのと、嫌悪感があるのは全くの別物だと私は思っているので。見たくないものは見ないようにできたら何よりです。

 相手が恋だと確定するのは、ちょっと遅めになるようになってると思います。たぶん。

「ある若い哲学者について」の先の話

 玲──敷島教授は29歳で博士号取得後ポスドク、助教、准教授を経て教授になりました。38歳なので超スピード出世ですね。一応キャリアパスについても調べましたが無理ではなさそうです。
若いうちから結果を出し続けた彼なら、とポストが空いたタイミングであればうまいことできるんじゃないでしょうか。

敷島教授について

 彼は「厳格で冷徹な知識人」という印象になるように振る舞っていますし、若い時は実際にそうでした。
「あなたの読書感想文ですか?」は学生時代は本当にそう思って言うセリフでした。性格が嫌すぎる。
ですが、今は学生たちに対して成長を促すために、厳しい物言いをするよう意識的に言ってます。
若い頃の性格の棘は恋によって多少丸くなりました。優しくしようと思えばできます。しないだけで。

 あとは学生とは違い、指導する立場ではない歴代助手たちには優しくしたところ、勘違いする人が続出したため、解雇するしかなかったので厳しく接さざるを得ない、という事情もあります。

 ところで大学教員に助手がつくのは一般的なんでしょうか? 私が卒業した芸術大学では教員一人につき一人助手やポスドクがあてがわれていました。変わった校風だったので、一般的な大学のシステムなのかわかっていません。かく言う私も助手をしていました。

漫画のボツになった一コマ

 文章で書くのめんどくさくなったのでイラスト貼ることにしました。本末転倒ですね。これは作中より少し若い32歳あたりの玲。


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