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#185 一緒に船を進めてほしいの! 〜読書記録 「自分の意見で生きていこう」

2022.10.28.
本日は新たな扉を開くべく…
noteのリアルイベントに参加してきた!!!

本日はみんなで読書感想文を書く会。
この会についても語りたいことがたくさんあるので、明日にでも!(むしろそっちを今日書くべきだった。タイムリーなのに…。)





さて、私が課題図書の中から選んだのは、「自分の意見で生きていこう」である。著者はちきりんさんだし、推薦者がビリギャルの小林さやかさん。



★★★

「意見」とは、正解のない問題に対して自分の立ち位置を明確にすること。「反応」とは、誰かが言ったことに対して単純に感想を述べること。

昔は、テレビの中で芸能人や専門家が「意見」を言い、それに対してお茶の間で「反応」する…のようなことが一般的だったが、今はインターネットやSNSの普及によって誰でも発信ができるようになった。

がしかし、「意見」ではなく「反応」を発信している人のいかに多いことか!
「自分にはない考えで、感動しました!」
「可愛いー。」
「そうかな?そうとも言えないと思うけど。」
これらは自分の立ち位置を示していないので、全て「反応」である。

この違いを意識して、自分の「意見」を周りに発信していくことは、これからの世の中でとても大切なことである。

★★★

ざっくり内容を追うと、こんな感じ。



これを読んでいた当時、実は、一緒に学年を組んでいた初任の後輩と、当時お付き合いをしていた彼氏に、なんとなく同じようなモヤモヤ?イライラ?を感じていた。
どちらも優しく、私の意見を尊重してくれるタイプだった。(まあ、後輩の方は私が学年主任だったというだけだが…。)

それが、この本のこの例えと説明で…「そうか!」となったのである。

「自分の意見で生きていこう」より引用
「仲間に求められるものは意見である。」

あなたに任せるから、決めていいよ…そう言われて頭にくるのはなぜか。それは、「あなたに任せる」というのは、「自分はもうそのことについて考えたくない」というのと同義だからである。どんなコミュニティでも、ともに考え、議論して方針を決め、ともに進むと約束した人が仲間なのだ。
5章/リーダーシップの最初の一歩 より

この部分を読んだとき、自分が何についてモヤモヤしていたのかが言語化されたと思う。

つまり私は、同調してくれる同僚や彼氏がほしかったのではなく、お互いに意見を出し合って、一緒に行く先を決める仲間がほしかったのだ。もちろん初任目線の考えでいいし、彼氏のやりたいことが私と違っていてもいい。「そうか、じゃあこうしようか。」って相談ができればいいのだ。



この本を読んでから、自分の意識が変わった部分がある。
・話し合いなどでは、できるだけ自分の立ち位置を明確にした「意見」を言うこと。
・後輩と彼氏に、自分が欲しいのはあなたの意見であると伝えること。
・Twitterでは相手のコメント欄にリプするのではなく、引用リツイートして自分のアカウントに意見を書くこと。
・正解のない問題について、よく考えること。(これは非常に難しい。)


でもこれって、誰がどんなコミュニティにいても、きっと大切なこと!

なので、少しでも「へー」と思った方は、ぜひ本を読んでいただきたい。



では、ここで1曲!


そ〜の船〜を漕いでゆけ〜
お〜前の手で漕いでゆけ〜
お前〜が〜所属している〜船で
お前のオールを任せるな〜
宙船/中島みゆき の 替え歌

ご清聴、ありがとうございました。




#教員エッセイ
#自分の意見で生きていこう
#読書記録

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