#445 iMovieのテロップに絶望していたけれど突破口が見つかった
2023.10.6.
教員になる前はブライダル会社に勤めていたのだが、その間、忘年会や同僚の結婚式など何かイベントがあると、動画を作る役になることが多かった。もともと、友人の結婚式で余興担当をすることが多かったからである。
その際には自らを「みゃーエンタテイメンツ」と名乗り、動画の最後のクレジットに入れていたくらいである。本業とは別に、監督業をやっていたのだ。
当時使っていたPCはwindowsで、編集ソフトは「動画まるごとこれ1本」という、ズバリな名前の有料ソフトだった。だいぶたくさん動画を作ったので、元は取れたと思う。
その後、教員になったくらいのタイミングで、PCをMac Book Airに変えた。iPhoneと相性がいいし、Macへの憧れがあったからだ。
つまり、もう「動画まるごとこれ1本」は使えなくなってしまったのだ。
監督業もそんなに発生しなくなってきたので、有料ソフトを購入しようという気にはならず、何かあればもともと入っているiMovieを使うことにした。
教員になってからは、iMovieを使って移動教室振り返りムービー(子供用・保護者会用)などを作った。以前培った編集能力は大いに役に立った。
私は、自分の作った作品を見て楽しんでいる人を見るのが好きだ。
★IMovieに不満がある
iMovieは、動画を切り貼りしたりスライドショーを作ったりする程度なら不自由なく使うことができる。
私が一番不満に思っていたのはテロップ(テキスト)である。
パッと見、いろんな種類がある。文字がポップアップしてくるものは可愛いし、スライドインしてくるものがあったり、キラキラ光っているものがあったり。
だが、このフレーム、恐ろしく操作性が悪いのだ。
①まず、書体が指定されているものが多い。フォントが変えられないし、文字の大きさすら指定できないフレームもある。
②テキストを入れる場所も決められている。下の方に入れるには「下部」というフレームを選ばなければならないし、真ん中に入れるには「中央」というものを選ばなければならない。文字を斜めに置いたりニコニコ動画のように文字を右から左にランダムに流したりすることもできない。(多分)
③フレームに入れた文字は、微妙な調整をすることもままならない。例えば「箸が転げてもおかしかった中高生時代」みたいなテキストを入れようとしたとして、文字数の関係で
気付いたらこんな風に配置されていて、どういじってもいい感じの切れ目になってくれなかったりするのだ。
これは気持ち悪い〜!!!
★解決方法を発見
今回、久しぶりに監督業が発生。友人の結婚式に向けてのおめでとうムービーだ。悩みに悩んで決めた企画はこんな感じ↓
少なくとも、漫才と口頭メッセージにはテキストが必要だ。当日、どんな環境で見られるか分からないから。ざわざわしていて漫才のネタやメッセージが聞こえませんでした…などとなってしまっては困る。
こんなにテキストが重要な企画なのに、iMovieで行けるのか…という不安が胸をよぎる。
同じようにiMovieの操作性の悪さに困っている人はいないのだろうか…ということで検索をかけると、新しい方法を発見!(いや、私にとって新しいだけで、みんなにとっては常識だったり?)
つまり↑によると、
iMovieで自由にテキストを入れたい場合は、iMovie内のフレームを使うのではなく、keynoteで透過性のある画像を作ってiMovieに挿入すればいいらしい!
試しにやってみた。こういうとき、iPadを買っておいたのが役に立つ。
これ、地が黒になっているように見えるが、背景は無しを選択しているので、透明フィルムの上に文字が乗っているようなものなのだ。
で、これをiMovieで動画に重ねると、
こういうことができる!
えー、感動!
この方法を知ったことにより、テキストの自由度が格段に高まった。
漫才では台詞を言う人によってテキストの色を変えることができるようになったし、強めのツッコミでは画面全体に文字を出すような演出も可能になった。
この方法を使えば、文字だけでなくスタンプのようなものを動画内に入れることだってできる。
ということで、もし同じようにiMovieのテキストにイライラしている人がいたら、このkeynote作戦をぜひともお試しいただきたい。
ワンランク上の動画が出来上がること、間違いなし!
実は私、個人的に今動画作りたい欲があるので、スマホ向けのショート動画編集術を身につけたいと思っているところ。
どなたか、よい編集アプリなどあったら教えてください。
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