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#194(Re) 中学入ったらアイデンティティが一旦崩壊した話

2024.4.17.
暗記がすこぶる苦手な私。記憶力には頼れない分、今週もあったことを記録!記録!記録の日々で、ノートが真っ青。

そんな私が、一番ムチ打って記憶力を発揮させた中学受験(もはや25年以上前の話)。その後起きた、人生の中でも印象的だった思い出↓


◆◇◆◇◆◇

2022.11.6.
中学受験の軌跡を発信したSNSを時々読む。熱心な保護者が、模試の結果や読んだ本、過去問の取り組み方など書いていて、その熱量に驚かされてしまう。他にも、資格試験、婚活、結婚準備などでも、先人がそういった試行錯誤の様子をネット上に書いてくれている。
目標に到達してしまうと、それ以降は終了するかトーンダウンすることも多い。また、新たなステージにむけて方向転換する場合もある。婚活ブログが結婚生活ネタになったり、妊活ネタになったりするように。

中学受験についての発信の場合は、方向転換があまりないような気がする。大学受験?に転換するのも少し早いような…。実際に中学校に通い始めた子供目線で感じたことが分かると、それはすごく有益な情報のように思うのだけれど。それだったら私もちょっと気になる。


前段長い…!


ということで、いつか絶対書こうと思っていた、中1ギャップ体験。女子学院に入学して、一番苦しんだことについて。自分は合格ボーダーラインにいた人なので、底辺新入生のその後という感じ。

毎年4月病を患う自分史上、一番厄介なものがこの中1の時だったと思う。

なんだかあっさり描いてしまったが、当時の自分にとっては衝撃的な経験だった。弟にこの話をしたが共感を得られなかったので、一概に中学受験後に起きることとは言えない。

というか読み返してみると「別に勝負しなくてもいいのに何かで勝負しようとしている」という時点でこの負けず嫌い精神が自分のアイデンティティであるような気もしてきた。

だがこの時ほど「井の中の蛙、大海を知らず」という言葉を実感したことはないし、この程度で自信満々だった小学校時代の自分が本当に恥ずかしかった。今では小学校時代は黒歴史。




こうして、今まで出会ってこなかった人たちに会ったり、新しい環境に置かれたりして、自分というものを知るのだろう。

子供たちにも…もし目の前に選べる選択肢があるのであれば、ぜひ「これまでと違う道」を切り開いてみてほしいなと思う。絶対にそこで出会う新しい自分がいるから。

私のこの中1の経験だってこれすら全然「大海」ではなくまだまだ守られた「井の中」で、世界はもっと広いし、これからもいろんな世界と自分を見つけ続けていかないと!





ちなみにこの6年後、大学に入ったらもう一度アイデンティティが崩壊する。なぜか体育科になって周りはみんな「運動が得意」だったし、男子がいたから「男役」も要らなくなった。

残るカードが「お調子者」だけになるけど、どうする?私。

あったねえこのCM




#教員エッセイ
#中学受験の先で
#アイデンティティの崩壊

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