人より劣った私

 今まで私は、自分が人より劣っていること、それが原因で周りに迷惑をかけてばかりいることに強いコンプレックスを抱いていた。
 そんなある日、「生きている意味あるのか」と言われてさらに傷つき、そのトラウマを引きずってしまう。

 そして、「自分が生きて何の意味があるのか、何のために生きているのか、もはや生きていても仕方ないのではないか」と、自分が生きていること自体を疑うようになり、強く悩んでしまった。

 その後はたくさん失敗をしたり人に迷惑をかけたりしながらも、頑張って生きた。そしてある日、私はこう悟った。

「今の自分を変えたいなら、変われば良い。私にもできることはたくさんあるから、たくさん挑戦しよう。失敗を恐れなくたっていい。人より劣っているからといって、未来の可能性を狭めてはいけない。諦めてはいけない。限界を決めてはいけない。言い訳してはいけない。弱者の立場を利用して、楽ばかりするのもよくない。私だって、人の役に立てる。懸命に努力すれば大抵のことは人並みにできる」

 こうして、自分を変えようと懸命に努力するようになってからは、人生が楽しくなり、自分に自信が持てるようになった。

おわり

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