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ゲームと、それが大好きな同級生の話

ゲームが大好きだった。
中でもポケモンは大好きだった。完全に姉の影響を受けている。
世代としては、ルビーサファイア、ダイヤモンドパール世代。赤の救助隊も。

必死でやり込んだなあ。
そんな生活をしていたせいで、視力は落ちた。その後ゲームを辞めても色々と目に悪いことをしたし、おそらく遺伝もあるだろう、今の視力は0.05とかそのくらいだ。

他にもパズルゲームの類も好きだった。スマブラも。あ、どうぶつの森も。
結局ジャンル関係ないじゃないか…。

小さい頃特にやり込んでいたのはポケモンのサファイアとどうぶつの森(GC版)とパネルでポン(GC版、「NINTENDO パズルコレクション」内の1つ)の3つだったように思う。

最近定期的にプレイしたゲームといえば、「どうぶつの森ポケットキャンプ」だ。大学受験が終わったらインストールして、母と姉と一緒にやると決めていた。それも、昨年の5月くらいに辞めて、それ以来放置してしまっている。

そう、圧倒的なゲーム離れを果たしてしまったのだ。
いつからそんなゲームから離れてしまったのかと考えると、それはおそらく高校入学以来だろう。

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ゲームにまつわる思い出だけはたくさんある。

最近、そんな思い出のゲームの音楽をYouTubeで聴いている。
ゲームをしているその瞬間はあまりBGMを意識することはなかったのだけれど、年月が経った今改めて聴いてみると、とてもノスタルジックな気分になる。

ひときわそんな気分に浸れたのは、ルビーサファイアでの始まりの町「ミシロタウン」のBGMを聴いていた時のことだった。

1分半くらいで一周するので、ぜひ聴いたことのない人にも聴いてほしい…。
この動画のコメント欄にもあったけれど、なにこの圧倒的実家感
安心するとかいう比ではない。

確か最初に触れたゲームがこれだったので、まさにこれが始まりである。

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長いこと追いかけていたゲームはポケモンくらいしかないから、どうしてもその話になってしまうのだけれど。

最近の世代とはまた違った良さがある。詳しくないからぼんやりとしか伝えられないけれど、音楽もいい意味で純粋で、絵だってまだドットに近いこともある。
最近の世代のゲームは、音楽においても絵においても圧倒的に立体感がある。これはこれで素晴らしい技術だし、こっちの方がいいなあと思う時もある。

でもやっぱり新旧関係なしに自分の思い出の一部になっている音楽は心に刻まれていて、それを聞くたびにこんな感傷に浸れる。音楽ってすごい。

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どうしてこんなに突然ゲームの話をし出したかといえば、私の小中の同級生がいまだにかなりのゲームっ子であることが判明したからだ。
その同級生もポケモンが大好きで、昔はよく一緒にポケモンの話をしていた。

今ではポケモンの他にもスプラトゥーンもやり込んでいるらしい。地方で一人暮らしをしていて、勉強も絶対私なんかより大変な大学に入っているはずなのに、ある意味バイタリティが強すぎやしないだろうか。

その同級生は先見の明がある切れ者だ。そしていつまでも童心や遊び心を失わない。
そんな同級生のことをすごく格好いいと感じたり、中学から変わっているのは身長だけかなあなんて思ったり(高校でしばらく見なかった間に見上げるほど背が高くなっていた)もする。恋愛的な話ではない(と思う)が、彼のことは昔から好きだった。人間的には今でも好きだし、この先もずっと尊敬の念を抱きながら生きていく気がする。

下手な大人より、余程「生きている人」な気がしている。
まあ、物理的に少し離れていて程よい距離感を保っているというのもあるかもしれないけれど。

ゲームを通じて知った彼の本質的なところ。彼を通じて知ったゲームの本質的なところ。

なにが言いたいかっていうとゲームって素晴らしいっていう話。