【新社会人】入社後1日も出社できない新入社員が思うこと。

社会人生活が幕を開けてから約1ヶ月が過ぎた。コロナの影響であまりにもしれっと新社会人となってしまい、実感が湧かないでいた。しかし、先日配属発表もあり、いよいよ来月から少しずつ実務がスタートしていくだろう。

入社をした4/1から1度も出社することなく、全体での研修が終わっていき、配属されるというのはきっと今年が最初で最後だろう。これは、もしかするとコロナが与えてくれたチャンスなのかもしれないと思うこともある。私は将来はフリーランスになりたいと思い、今の会社に入社することを決意した。それを考えると自宅で働くということはどのようなものなのか経験するという意味では将来に対するプラスとなる。

そんな風に日々をポジティブに捉え、生活している新社会人が今思うことを綴ろうと考える。

学ぶことは楽しい！

最初はわけがわからないことばかりを学んでいる感覚で、辛いなと感じていた。しかし、研修が1週間ほど進んだ段階で、以前ならば絶対にわからなかったであろう言葉などがすんなりと理解できている自分がいた。この時、「学ぶって楽しい！」と素直に思えた。

この感覚は長いこと忘れていたものであった。高校時代までは勉強が楽しいという感覚はなんとなくあったが、大学生になってからその感覚を忘れてしまっていたようだ。そんな感覚を思い出すことができたこと自体が嬉しかった。

この感覚を忘れずに日々の成長につなげたい。

仕事とプライベートの線引きが難しい

家の中で仕事をしているとどうしても仕事とプライベートの線引きが難しくなってしまう。特に、私の場合は1K に住んでいるということもあり、1つの部屋の中で仕事とプライベートの2つが行われている。そのため、なかなか仕事から気持ちが抜けず、切り替えられないのだ。

そこで、私は仕事で使用しているデスクは勉強や仕事以外では使わないと決めている。これによって、そのデスクに座ったら、仕事モードというように自分に意識づけをしている。しかし、それでも切り替えが難しいことは多い。

今思えば、移動などの隙間時間が気持ちの切り替えになっていたのだろうとさえ、思う。これもきっと自粛生活にならなければわからなかったことだろうし、将来フリーランスになりたい私からすれば、良い経験だろう。

フリーランスで仕事をする時はちゃんと仕事部屋を作りたい。

出社に対する漠然とした不安…

「出社するってどんな感じなんだろう…？」

私は未だ出社ということをしたことがない。だからこそ、漠然と出社に対する不安を抱いている。「出社ってどんな感じ？」「満員電車で通勤できるかな？」「社内の雰囲気どんな感じなんだろう？」出社するというだけで、様々な疑問や不安が脳裏を過る。

一方で、ここまで出社できないと「出社してみたいな〜」なんてことを思うこともある。理想は、出社できるようになって、仕事ができるようになったら、在宅で仕事をするという選択肢があるようになることだ。Afterコロナで社会の仕組みや働き方などどのように変化していくのか楽しみである。また、そのタイミングで出て来るであろうビジネスチャンスにも注目したい。

コミュニケーション能力上がってそう

入社式から全ての研修がオンラインである私たちは、「初めまして」の人ともオンラインで出会うことが多くある。もちろん、内定式や懇親会で会ったことがある人もいるが、内定者が80人近くもいるため全員と喋ったことがあるわけではなかった。

そのため、オンライン上で出会うということが多くある。オンラインであるため、話すタイミングが被らないようにや、相手の話を聞く姿勢などのにも工夫が必要であった。

これから、多くの先輩社員やクライアントと出会う機会があるが、なんとなくコミュニケーション能力が上がっているのではないかと感じる。というよりは、上がっていてほしいと願っている。そうすれば、これはコロナがもたらしたチャンスとなるからだ。

オンラインでのコミュニケーションの難しさを実感し、対面のコミュニケーションがいかに楽なのかということも感じた。対面であれば、相手の雰囲気や態度、リアクションなどをよく見て取ることができるからだ。オンラインだと、いつでもすぐに人と話せるが、リアルで会い、話すことはやはり良い。

楽しい日々が未来で待っていることを願って…

ドラえもんの「だいじょうぶ。未来は元気だよ。」という言葉が心に響いた。どうしてもネガティブになりがちな現状、しかし、今が辛くても未来は待っているということを改めて実感した。

まだ続くことになりそうな自粛生活。コロナというと負の出来事として歴史に残るだろう。だが、社会人1年目というタイミングでコロナという出来事があったことは色々なことを考えることのきっかけとなった。コロナがなければ、自分自身についてこれほど考えることもなかっただろうし、新たなことを始めるチャンスともなった。これはコロナがもたらしたプラスのことかもしれない。

この経験から学んだことは多い、そしてきっと元気な未来は待っているだろう。