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親とのコミュニケーションでイライラした時

イオンリテール様で運営されているシニアケア事業「MySCUE」というサイトがあるのですが、実店舗として新たな取り組みをされています。

その場所はイオン品川シーサイド店になります。
一般社団法人日本ナースオーブ 瀬野容子代表のお声掛けで一緒にイベントに参加させて頂きました。

こちらで【親にイライラしない介護コミュニケーション】の講座を行いました。このお話は認知症の母への関わりに悩んで実践したことをお話しています。

セミナーの後は介護相談も行いました。



全国各地のイオンのお店でイベントを開催されていますのでチェックしてみて下さい。


介護で一番大切な事はなんだと思いますか?

それは、日常生活の援助ではなくどう関わるかです。肯定すること、感謝することそれを実践していただきたいのです。
感謝するって中々出来ないかもしれません。それはそもそも親のことを私達が知らなさすぎるからです。

親の生きてきた時代背景を知り、親の気持ちを想像して見て下さい。私達が今、在るのは親世代の懸命な努力があってこそなのです。

親は自分人生を肯定してほしい、自分の存在を肯定してほしいのです。安心したいのです。

親と子供は共鳴し合う

また、家族の心の状態によって、ご両親の反応も変わってきます。実際、私は自分の心にフォーカスしたお陰で母は変化しました。否定や悲観的な発言が多かったのですが、安心の中で過ごせることが出来たのです。

私達は自分の内側でコミュニケーションをしています。これをセルフコミュニケーションと言います。
対人コミュニケーションの割合は0、セルフコミュニケーションの割合は100とされています。

言葉として発していなくても、自分の心の内は相手に伝わってしまうのです。

どういう自分でいることが介護するうえで大切なのか考えていくと、辿り着くのは
・心地よくいられる事
・安心して過ごせている事
・心が満たされている事

これが大切だと考えます。

介護は人としての私達の課題

介護は遺伝子レベルで言うとみんな未体験です。だから、悩みや葛藤が大きいのです。介護が上手く出来なくて当たり前なのです。
子育てより難しいんじゃないかと思います。だって先人の知恵がないのですから・・・
介護はこれから先の人類に必須だと思う愛について考える機会を与えてもらっているのかなと思うのです。

愛に満ちた命の循環を子・孫世代、その先の世代に繋げていくため、親との関係、介護を通して学ぶ機会を与えられているのではとも考えます。

愛なんて、恥ずかしくて向き合えないとか思っていませんか?

愛を日常的な言葉で表すと、「安心」という言葉がしっくりくるかもしれません。人間関係、仕事、趣味、お金、住居など私達の生活を支える柱にある物の根底は揺るがない安心ではないでしょうか。


介護の悩み

セミナーの後は介護相談を行いました。離れて暮らす父親の退院後の介護の心構え、主介護者の兄弟と関係性、介護スペースのレイアウトなどのアドバイスさせて頂きました。

その他には認知症の親への対応など、介護コミュニケーション冊子をお見せしながら具体的な例を上げてお話させて頂きました。

介護コミュニケーション冊子

そして何より大切なのは、介護は自己犠牲で行わないことです。

介護のせいで、親のせいでこういう発言がないようにと願い、活動をしています。


10月もセミナーと介護相談を行います。
日時は10月20日(日)10時から
次回は仲間の 山川さちえさんが認知症のセミナーを行います。


お近くの方はお立ち寄り下さいね。

日本ナースオーブ代表 せのようこさん



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