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日頃のセルフケアで薬の多剤服用を防ぐ

ポリファーマシーとは

多くの薬を服用しているために、副作用を起こしたり、きちんと薬が飲めなくなるなど、多剤服用の中でも害をなすものをポリファーマシーと言います。


ポリファーマシーの背景と現状

高齢化が原因とされています。
様々な疾患を抱えていることから、複数の医療機関にかかっていることも珍しくありません。それぞれの医療機関で薬の処方が行われますが、受診先が増えるごとに薬も追加となる事が多いので結果的にポリファーマシーが発生しやすい環境にあるという事になります。


6剤以上で有害事象のリスク増

高血圧、糖尿病、不眠など・・・
不調のたびに薬の数が増えてくる。高齢者の薬物療法の6~15%は有事事象で、6剤以上で有事事象のリスクは増えるそうです。

厚生労働省の調査によると、2疾患以上の慢性疾患を持つ高齢者の内服薬数は平均5.8剤、認知症に慢性疾患を合併する患者の内服薬数は平均5.7剤。2疾患以上の慢性疾患を持つ高齢者の約3割、認知症に慢性疾患を合併する患者では約半数が、6剤以上の内服薬の処方を受けていました。

Answer Newsより引用



ポリファーマシーの課題

国民医療費の約2割が薬剤費だそうです。
日本の人口は世界の2%だそうですが、薬剤費は世界の10%を占めているそうです。
人口当たりの薬剤費は米国に次ぐ、世界第2位となっています。

お薬を飲むとよく眠れると喜んでおられる方がいらっしゃいましたが、根本的な解決にはなっていません。


日頃のセルフケアの大切さ

薬剤の面から見ていくと受診をする必要がないように日頃からセルフケアをする必要がありますね。
症状が現れる前には時間を要します。長い年月をかけて病気は作られます。
日々のセルフケアが本当に大切となってきます。


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看護師が日頃行っているセルフケアです。
新しい健康法について知りたい方には興味深い内容となっていると思います。



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