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3年後に売上が激減するとわかっている経営者が打つべき策は?

こんにちは。Kiwi PR合同会社の植田聡子です。

先月受験した「プロティアン検定」の講座の中でこんな問いがありました。

あなたは経営者です。
大きな取引先との取引が3年後に半減する
ということが決まっています。
経営者としてあなたならどうしますか?

X年後がいつか、というのはすみません。記憶曖昧なのですが・・・

受講生はこんな回答。

新規取引先の開拓
他の商品サービスの開発
既存取引先との新たな契約検討
現在の支出削減策の検討

まあごもっともですよね。みんなそんな策を取りますよね。

これが、経営者=自分、既存の取引先=今勤めている会社、と思うと、一気に愕然とします。

再雇用の一択しかないと思い込んでしまう。先ほどの回答の中で「支出削減」を考える以外、何も策を考えず、そのまま受け入れようとしているのですから。

一般的な経営だとスラスラ出てくる案が、こと自分になったら一気に「思考停止」、雇われている会社の「言うがまま」になってしまう従順さ。

定年という区切りが既に決まっていることに抗うのではなく、そのために

何ができるのか、
何を準備するのか、

を早く考えておいたほうがいいのは、ビジネスに携わっている人ならおわかりですよね。もう私と同世代も、そのような「定年前助走期間」に入っているのです。

私は「おじさん」ではなく「おばさん」ですけど、中身はかなり「おじさん」なので、自分のライフキャリアを考えて、「起業」という選択に至りました。

選択肢はいくつもあると思います。そんな定年前の準備をして、定年後のスタートをしなやかに軽やかに、という実践を優しくわかりやすく説いているのがこの本。

「プロティアン」はカメレオンにあらず。自分軸があることが前提です。クラファンをご紹介いただき、コンセプトにも何より金澤美冬さんの人柄が優しそうですごく好感を持ったので、すぐ応援購入しました。

■定年後も生きがいを持って働いていくための実践の書
待ちに待った定年は2ヶ月で飽きるとも言われています。のんびりするだけではなく、定年後に生き生きと輝き活躍するために、キャリアコンサルタントである著者が実践的なノウハウを提供する書籍です。​

「おじさん」は蔑称ではなく、本当に「愛すべき存在」として書かれています。

著書の中に出てくる方々は実在するおじさん。ご自身の経験を踏まえ、どうやって生きていくかをその人なりに考えて指南してくださいます。

法政大学のプロティアンキャリア理論のリーダー的存在、田中研之輔教授(タナケン先生)との対談も含まれています。読みやすいのでオススメです。

定年後も活躍できる人は「影響される力」を持っている

あとがきで金澤さんはこのようにおっしゃっています。しなやかに、軽やかに新しいことに挑戦したり、その過程を楽しめる人。そんな好奇心を忘れない方はきっといつまでも若々しく、変化に対応していける人なのでしょうね。


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