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いいこと書けば読まれるわけじゃない

こんにちは。Kiwi PRの植田聡子です。

書籍にしてもブログにしても動画にしても、内容が素晴らしいからフォローされる訳ではないです。

専門家や大学教授が書いた難しい話、MBAホルダーがマーケティング用語やファイナンス用語を散りばめた話、AIやDXの最先端の話。価値は高いはずです。だからといってフォロワーが多かったり、質の高いエンゲージメントが得られているか、というとそうでもない。

誰に読んでほしいのか、を考えてみてください。

  • その人が共感すること

  • その人がまた知りたい(読みたい、見たい)と思ってくれること

  • そのターゲットが広いこと

例えば、私のnoteで考えてみると、多分このような人が読んでくださっています。
このような方向けに書くと、閲覧数もそれに比例する形になります。

  • 社会人の学び直しに関心がある人

  • 転職やキャリアに興味がある人

  • 公務員でキャリアに悩んでいる人

  • フリーランス・起業に興味がある人

  • 広報PRの人

  • クラウドファンディングをしたい人

こう見たら、

クラウドファンディングしたい人<学び直しの方に関心を持っている人

の方が多い=マーケットが広い、とわかりますよね。

いざ自分が書籍やブログを始めると、つい「自分が書きたいもの」に行ってしまいがち。もちろん専門特化した内容は価値はあります。その場合は、共感を得られるように、「難しい話をわかりやすく」「堅い話は少しユーモラスに」など、相手が飽きない工夫も必要です。

でも一方で、マーケットが広い方に向けて文章を書くと、もう既に同じようなことを書いている人がいるものです。だから、どこかで読んだような、既視感たっぷりの「面白みがない、平凡な内容」にもなりがちです。

コピペではない、オリジナルの文章は、その人らしい文体や言葉の選びかた文章の流れ、構成でも十分表現できます。

また、マーケットが狭い内容でも、その内容を書いている人があまり多くないと、検索でヒットするのもブログのいいところ。私のnoteでは、素人が商標登録を申請する内容がロングセラー。

そして、以前書いていたブログ(もう削除してしまったけど)では、「人事異動の時の上手な自己紹介」というネタがまあ本当にたくさんの方に読んでいただいてました。来春くらいにnoteでも書こうかな、忘れないうちに。


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