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みんなの悩みどころ〜単価設定、価格提示〜

こんにちは。Kiwi PR合同会社の植田聡子です。

PRコミュニティ(クローズド)や大学院のフリーランス仲間でよく話題にあがること。それが「単価設定、価格提示」です。クライアントに対しての単価設定や価格提示をどうすべきか、ということはみんなの悩みどころなのです。ここはフリーランスも小規模会社もみんな手法があるかと思います。

ここでの話をかいつまんでまとめると、ポイントはこちら。

✔️月額料金を定め、単発ではなく長いお付き合いを続けるよう努める

✔️どのようなプライシングにしていくのか、最初が肝心

そもそもの業界の相場というものがあって、それに対し、自社がどんなポジショニングで価格設定するのか、その中の内容と受託内容の精査。これは非常に大事ですね。

Kiwi PRとしては、中小企業向けのPRですので、もちろん価格設定は安心価格が売りです。業界水準と比較して、安価であるが長くお付き合いしていくことを目指しています。

一方で当方が「安価」だと思っていても、相手方がそう思っているかは別問題。それはそうですよね。私だって、じゃあ毎月10万円、20万円出して業務委託するとなると、躊躇もあります。やはりクライアントの企業規模はお付き合いしていく上でもよく考えないと、労働集約型のPR業務は仕事に追われっぱなしになります。

この辺りは、いくらMBAで学んでも実践しかない分野です。価格交渉や設定は自社のポジショニングを自分で客観的に判断することって本当に難しい。

かつ相手あってのことですから、そりゃ「定額、高額、安定」での契約ができるなら、それに越したことはないですが、単発の仕事だってあります。見込み客獲得のためのフロントエンド、フロントエンド購入後満足した方に販売するとバックエンド戦略も設定が必要な場合もあります。

でもいるんですよ。フロントエンドばかりをリピートするお客様。

ホットペッパーBeautyでいえば、「初来店時の割引」ばかりをホッピングする、非リピーター層です。そういうお客様とのお付き合いばかりに追われると、どうしてもまた時間単価が低くなります。フリーランスにとってはこれは致命的。

正解はありません。実践しながら最適解を探すしかない。

大きなクライアントとの契約で安定していると思っても、そのクライアントとの契約が切れた時に経営に大きな影響を及ぼします。小さいクライアントと多数付き合うことで、コミュニケーションに一定の時間は要しますが、リスクは少なくなります。この辺りのバランスも自分でいい塩梅を見つけていくのがベストです。

起業しなくちゃ、と頭でっかちになっているそこのアナタ!やってみるのが一番の勉強になりますよ。

いくら想定しても想定どおりにならないのがビジネスの常です。それでも、それを上回る喜びがあるのが仕事なのです。



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