28歳になりました
入院生活22日目 今日で3週間 28歳の誕生日
誕生日までには退院してる気がしてたんだけど、お医者さんズの予想を裏切り続けた私の体のおかげて入院が伸びてしまった…
今日はブドウ糖負荷試験というものをやるので朝ごはんはなし
朝、無事に採血のルートも確保してもらった
まあ数時間なので膝のところでもええじゃろ
9時くらいに1度採血をして、甘いソーダ水みたいなのを飲む
これ トレーランG液 75g
最初に飲んだ感じは、ラムネかな〜〜と思ったけど飲み切ったあとに口に残る甘みが凄かった
これを飲んだあと、30分、60分、90分、120分、180分と採血をしてCペプチドの値をみる
C-ペプチドとは 糖尿病情報センターより
Cペプチドは、膵臓からインスリンが分泌されるときにインスリンにくっついて出てくるタンパク質です。その後、インスリンからは切り離されて、血液中を通った後に尿に出されます。実際に血糖値を下げるのはインスリンであり、Cペプチドはそのかけらのようなものです。Cペプチドの量を測ると、自分の膵臓からでたインスリンの量を推測することができます。
最初は元気だったけど、段々と疲れてきてしまい、最後の方ぐったり
ふう
12時くらいに終わって、お昼ごはん
お腹が減り過ぎてしまったのか、血をたくさん抜かれたからか分からないけど、気持ち悪くてあんまり食べれなかった
そのあともなんか本調子じゃない感じ
14時くらいに北島康介さん似の先生がきた
ブドウ糖負荷試験の結果が出たらしい
なんと、私の膵臓はインスリンをちょいちょい出しているっぽい
いや、この前、出てなかったやん
空腹時のCペプチドの値が0.9で、インスリン治療が必要とされているのは0.8以下
全く出ていないわけじゃないけど、まあ一応は出てるらしい
ん〜〜〜〜
またお医者さんズを悩ませてしまった
本当に申し訳ないな
もういっそインスリン出てない方が気が楽だな
思わず謝ってしまったわ……
でも北島康介さん似の先生は優しいので励ましたりしてくれた ちょっと泣きそうになった…
教授は2型じゃない?と言っているらしい
そしてその先生は今から他の先生とも話してくるから、と言ってカンファレンスに旅立った
1型として、ちょっと覚悟を決めかけていたのに、2型かもよ〜〜とか、また覚悟が揺らいじゃうな〜〜
いや、そもそも私の膵臓は、なんで検査をするたびに違う結果を出しちゃうのかな??
ある程度一貫性を持ったデータじゃないとさ、みんな判断が難しくなっちゃうじゃん
はあ、こんなに私の膵臓のことを恨んだのは初めてだよ〜出るのか出ないのかハッキリして〜〜
自分のことを嫌いになってしまうな〜〜
16時からシャワーの予約を取っていたので、シャワーを浴びる
カンファレンスやってる部屋をチラ見したら、まだやってる感じだった
16時半にシャワー終わって出てきたら、カンファレンスはまあ終わっていて、先生が訪ねてきた説あるな…と思った すまん……
夜ごはん前の血糖値を測る 183
昼間たくさん糖分を取ったのでね…
両親が来てくれる 地味に4日連続
インスリンを打って夜ごはんを食べる
食べてる途中に北島康介さん似の先生と主治医の方がくる
やっぱりカンファレンス終わったあとに、教授と来てくれていたらしい
シャワー浴びてて、ごめんよ…
この大学病院の糖尿病内科のお医者さんズが出してくれた結論は1型か2型か分からないけど糖尿病は糖尿病ということだった
まあ5年分の健康診断で血糖値が高くなかった(80〜90くらいだった)のに約半年で500まで高くなってしまう、という経過のパターンは1型だけど、自己免疫抗体も陽性にならないし、色々調べてみると膵臓からインスリンも出てるし、やはり2型?いやでも2型だとしても一般的なパターンではないし、これは一体…なに?みたいな
結局、昨日今日の検査の結果も加味すると1型糖尿病だと判断できる基準を満たさないらしい
まあ、どっちかわかりません、という結論に至ったわけだけど、保険の適用要件とか諸々は有利な方で書き直せるので…ということで、昨日から付けているリブレとかは使っていけそう…
あと退院後はとりあえずインスリンを打っていくことにして、今後もし膵臓からインスリン自体が出なくなっていったら、まあ1型糖尿病ってことになるし、インスリンがこれからも出ていくならインスリンの分泌を促す薬を使ってみたり…という感じで様子見って感じ
退院後の外来はこの病院の系列のところで、ここの教授に診てもらうことにした
そして退院は27日の木曜日
私を診てくれていたお医者さんズとのお別れまでのカウントダウン、近づいてきた…
主治医の先生も北島康介さん似の先生も、ひょうきんな先生(38)も、最近ほとんど来ない会社の人に似てる黒縁メガネの先生も、この3週間でみんな大好きになったので別れがちょっと辛い
患者として、みなさんに診てもらえて良かった
退院するとき、泣きそう(笑)
やだやだ〜〜会えないの寂しいよ〜〜
ゆうて外来で診てくれる教授、まだ1度も会ったことないしな…
お医者さんズ、本当に本当にお世話になりました
厄介な患者で本当に申し訳なかったな……
入院生活あと2日
先生たちにちゃんと感謝を伝えたい気持ち…けど、切り出し方が難しいな……
そんな感じで先生たちとわりと長くお話した
私のご飯はもちろん冷めた
そして両親がケーキを買ってきてくれた
ケーキ食べちゃうと血糖値がおかしなことになりそうだったので、イチゴだけ食べた
これで少しは誕生日らしいことができて満足
28歳の誕生日は散々だったな
29歳の誕生日は楽しい日でありますように
でも今日、誕生日をいろんな人がお祝いしてくれて嬉しかったな〜〜ん
みんなありがとう
28歳も、ぼちぼち生きてくね
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?