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性教育キーワードシリーズ: 境界線 (2回目)


新しく気付きがあったので、以前載せたものに追記をしました。日々、学ばせて頂いています😊

『境界線』は、人のからだ、持ち物、気持ち、行動に引かれている「目に見えない線」のこと。

大きく3つ

⭐物理的境界線
からだや、自分の持ちものの境界線 

⭐社会的境界線 
ゴミの日が決められていることや、スポーツのルール、車が道路で左を走ること、日本は家で靴を脱ぐ等 習慣や文化を含む

⭐心理的境界線 
人の心に ずけずけ入っていかないことや 自分の心を守るもの

⚪︎人は 心理的境界線を越えられると、嫌な感じがする。この感覚は大切!!

⚪︎境界線は侵害され続けていると、感覚が麻痺して 自分の気持ちや考えがわからなくなり、自分を失っていってしまう…😢

⚪︎境界線は 生まれてから学んでいくものなので、学んでいない境界線はわからない

例として、
・外国の人は土足で家に入っても、悪気はない。
・プライベートゾーンのルールを知らないために、小さな子同士が、パンツの中を見せ合ってしまうことがある。

・求められていないアドバイスをすることも、相手の頼みを断れないことも、心理的境界線を越えている状態。

⭐正しく学んでいなければ、子どもでも 大人でも『境界線』はわからない。わからないまま境界線を越えることで、自分でも気づかないうちに 被害者や加害者になってしまうことがある。

ルールを知っていれば、ルール違反がわかる!


物理的、心理的境界線は、自分で決めていい。

相手や時によって変えていい。

これは大丈夫だと思うことと、これはイヤダと思うことの境界線を知る事は、

自分を知ること • 自分と相手を大切にすること。

〈ここからは、前回の記事に補足したいこと〉

『境界線』は、上記にあるように 「自分と相手を守るためのもの」「対等な関係を築くためのもの」

しかし、役割や環境によって境界線をひくと、自分と相手を分断してしまうことがある。(役割による線引きが重要なこともあります)

線を引くことで、対等な関係になれると思っていましたが、逆に

線を引くことで、対等な関係を築けないことがある、と学びました。

→ 例えば、「先生と生徒」 「児童養護施設で育った子と、そうでない子」

考える程にこんがらがってきます。

境界線について知り、自分がどんな境界線をひいているか 意識する必要がありそうです。


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助産師こたけ @midwife_kotake 

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