見出し画像

妊娠について知っておきたいこと|実はあまりよくわかっていない妊活のお話

結婚したら子供ができる…んじゃなかった

 日本の性教育では、「どうしたら望まない妊娠をしないか」ということばかりがクローズアップされているような気がします。生命の誕生について、避妊の必要性や方法ぐらいまでは教わるかもしれませんが、「自分が将来、家族を持つ」という意識付けまでには至ってないように感じます。

 「結婚したら、次は子供かな?」という流れで、妊活をスタート。そこで運よくすんなりと物事が運べばいいのですが、予想外に、そこで初めてさまざまな問題に直面する可能性もあります。「もしかしたら自分たちは、子供ができないかもしれないの…?」ぐるぐるとした思いが渦を巻いていきます。

 私も結婚後、約10年ほど夫婦二人の生活を送ってきました。お互いに仕事をしていたし、旅行やスポーツなどの趣味にもお金を使えたし、それなりに楽しい時間を過ごしていました。一方で、時折、思い出したように病院通いをしていました。もちろん、妊活のための通院です。

 最初に通院した頃、私は助産師ではありませんでした。妊娠について薄っぺらい知識しかなく、ネットで調べた情報をもとに、なんとなく近医を受診してました。

自分の体に目を向けるという発想がなかったあの頃

 最近では、「結婚の前にパートナーと一緒にブライダルチェック」というような認識も浸透してきたような気がします。結果がハッキリ出てしまうと、それはそれで妊娠に対するプレッシャーに変わりそうな気もしますが、少なくとも私のように時間を無駄にする人は減ると思います。

 あらかじめ自分の体を見つめておくことは、妊娠に限らず、これからの人生でも役立つ生活習慣になると思います。健康な体づくりを心がけることで、妊活のためはもちろん、出産後の子育て期、やがて来る更年期や老年期を穏やかに乗り越えることができます。

 東京都の可愛らしいサイトがありましたので、シェアしたいと思います。こちらでは「コウノトリさん」と「ユリカモメさん」というキャラクターが分かりやすく説明してくれています。これから妊活を始めるご夫婦には、妊活スタートクイズをおすすめします。知っておきたい知識が楽しく学べますよ♪

人はいつからでも変わることができる

 今日から意識を変えていけば、明日、1週間後、1ヶ月後、半年後…と、未来は確実に変わっていくはずです。妊活に役立てたいと思って学んだ栄養学は、その後の子育て期の食事作りにも、とても役立っています。

 先月、2021年度厚生労働省委託事業「不妊症・不育症ピアサポーター等の養成研修」を受け修了しました。他の受講者さんたちとの交流の場もあり、さまざまな考えを知ることができる良い機会となりました。それにしても、みなさんが熱い!その熱い思いに、自分も心を揺さぶられたような感じがしました。

 長い人生、どこで何が活きてくるか、本当にわからないとつくづく思います。今やっていることも、どこかで何かとつながるかもしれません。そう思うと、目の前のことを丁寧やっていこうという気持ちがより強くなる気がします。

Twitterもやっています♪

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
スキやフォローして頂けると励みになります。

 

 


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?