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”書く”と「ラブレター」は似ているという話【書く学】

なますて!
日刊書くメシU30'sマガジン火曜日担当のYuri(@yuri_nkmr)です。
今週のテーマは「書く。とは?」

このテーマを聞いて、頭に浮かんできたのは
「書くとは”ラブレターを綴るのと一緒」というある先輩の言葉でした。
今回は先輩から教わった”書く”上で大切な3つについて綴ります。

▼伝えたい事
・”書く”=ラブレター。大切なたった一人を想い、綴ろう
・「いつ」届けるのがベスト?
・想いを届けた後「どうなって」欲しい?

”書く”=ラブレター。
 大切なたった一人を想い、綴ろう

私が仕事として”書く”事に触れたのは、ちょうど7年前の2011年。
某占い会社に新卒で入社し「ライター」として仕事をしていました。(といっても、占いユーザー向けのメールマガジンを書くという少し特殊なお仕事でした。)

同じチームには、ライター歴10年の大先輩がいました。彼女はライターという仕事に全身全霊をかけている熱い人で、言葉ひとつ、表現ひとつに厳しく、まさに”言葉の鬼”のような人でした。

ライター初心者の私にとって"仕事"として書く事へのハードルは高く「書けない…。でも書かなきゃ…」と頭を抱える日々。そんな私にその先輩はこう言ってくれたのです。

「メルマガを書こうなんて思わなくていい。
”私は大好きな人にラブレターを書いてるんだ”とまずはイメージする。
大切なたった一人を思い浮かべる。
すると自然と言葉が出てくるから。
好きな人に想いを届ける時って、自然と言葉が沸いてくるものでしょ?」

この言葉で視野が広がり、私の”書くハードル”は無くなりました。
何かを書く時「大勢に届けたい!」とつい気持ちが膨らんでしまい、言葉に詰まってしまいがちになりますが、そうなった時はこの言葉を思い出します。

「100人に届けようとしなくてもいい。
本当に届けたいたった一人に届けば、自然と届く人には届くから。」

■いつ届けるのがベスト?

メールマガジンには「配信時間」というものがあります。
どのタイミングで、読者にメルマガを届けるのが最適か?メルマガだけに限らず、ブログもニュースも発信するものすべて当てはまる事ですね。

時間についても、その先輩は恋愛に例えてよくこう言っていました。
「相手が自分に好意がない時にラブレターを届けても、ただ迷惑なだけ。
せっかく書いた手紙が”紙くず”になってしまう。
相手にとっていつ届けるのがベストなのか。
どのタイミングであれば、笑顔で受け取ってもらえるか。まずはこれを考えよう」

占いのメールマガジンの読者は「悩みを抱える女性」でした。
その読者がいつ(曜日・時間帯)受け取るのがベストか、常に考えて配信をしていました。(例えば、悩みが発生しやすい夜の時間帯をメインに配信する、等)

大事なのは相手目線。
自分が届けたいタイミングではなく、相手が受け止めてくれるタイミングをきちんと想像して届ける事が大切だと学びました。

■想いを届けた後「どうなって」欲しい?

メルマガを配信する前には、必ず「原稿チェック」をします。
原稿チェックの時、先輩はよくこう言っていました。

「ただ書いて終わり、だとただの”自己満足”。
相手にきちんと届いてこそ、初めて意味が生まれる。
これ(書いた原稿)を読んだ後、相手にどうなってほしいか。
そこまで考えて、ひとつひとつの言葉を選ぼう。」

恋愛でいうと、ラブレターを届ける目的のひとつは「付き合う」というアクション。そのアクションを起こすためにはどんな言葉、構成が必要なのか。

「私は、私の文章(メルマガ)を通じてすっと心が軽くなってほしい。
誰かの変わる少しのきっかけになる。だから、背中を押すような”この言葉”を選んだのよ。」
先輩はいつも選んだ言葉に対して、想いを持っていました。

”書く”その先に何があるのか?
相手にどうなってほしいのか?
先をきちんと見据えて言葉を選び、書くことの大切さを教わりました。

■最後に:「書く」を通じて叶えたいこと

私が今、書く事を通じて叶えたい事。
それは「インドの”今”を伝え、きちんと届ける」ということです。

前回の記事でインドに来た理由について綴りました。
つい1年前までは、インドが大嫌いだった私。
嫌いだった理由のひとつに「偏った情報」が少なからずあったと実感しています。

過去の私は、メディアから流れるネガティブな情報だけで
「インドって汚い、危険」「インドなんて行くもんか!」
と、どこか決めつけていました。

確かに、そういう面もあります。でも、実際はそれだけじゃない。
綺麗で温かなインドもたくさんある事を、インドに来て知りました。
今は「インドで腰据えてやっていこう!」と第二の故郷と思うほどインドが大好きです。

昔の私みたく、情報でインドを判断している人へ
「インドって意外にいいかも」「そんな側面があったんだ。」
そんな風に少し前向きに感じてもらえるようなきっかけとなる発信(ラブレター)をしていきたいと思います。
(まずは”過去の自分”を想像しながら一歩ずつ書いていきます^^)

最後までご覧頂きありがとうございました!

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また次回、チャロ!
(ヒンディー語で”行こう!バイバイ”という言葉です♪)

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