【04】初めての英語接客

私が勤めていたフリーアコモデーションでは、朝勤務と夜勤務がありました。

朝勤務:清掃・メールチェック・電話対応・チェックアウトのゲスト対応

夜勤務:1階付属のバー接客、チェックイン対応

もちろんコロナ禍の前だったので、ゲストハウス内は主にヨーロッパから来たゲストで賑わっていました。日本にいるのに、外国にいるような気分(この時一度も日本から出たことなかったけど)

“Hey do you have any recommend for dinner around here?”(ねえ、この辺でおすすめの夕飯処ある?)

お洒落なバーの雰囲気、憧れだったゲストハウスで働いているという高揚感から浮かれた気分の私に、全く聞き取れない早口の英語が飛び込んで来ました。これが本場の英語かああああ!ということで頭の中は真っ白な上に引っ越したばかりで土地勘の全くない私にはかなりの難題。すぐさまホステルマネージャーに対応をお願いする羽目に。

やばい、全く聞き取れない。使えなくてクビになったら私は家を失う。

そんな落ち込みと焦りの入り混じった感情でその日は終了。ベッドに戻って、すぐさまNetflixに再登録してアメリカドラマのフレンズを英語音声・英語字幕で見始めました。相手の言っていることを聞き取れなければ、何もはじまらない。英単語いくつ知ってるとか、英文法どれだけ知ってるとかの問題じゃない。とその時初めて気づいたのでした。

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