【05】ワーキングホリデーへの決意

英語を極める!と決めた時に真っ先に思いついたのは、外大に通っているときに周りの友人が休学してよく行っていたワーキングホリデーでした。

「留学」という考えは一切持ちませんでした。というのも、座学がこの世で一番大嫌いなことでした。私は座って人の話に集中できない人間というのを、自覚していたのです。何事も実践から入るタイプでした。

ゲストハウスで英語を少し思い出してからワーキングホリデーに行こう。とぼんやり決めていたものの、なかなか段取りを取るまで踏み切れませんでした。ゲストハウスで働いてみる!という目標をクリアしてしまったあと、ビザを取ったり、飛行機のチケットの日取りを決めたり、何か大きいことを決断することをまた私は避け始めていたのです。

私はゲストハウスのフリアコと同時に、ホテルの受付業務と入力事務のアルバイトをしていました。ゲストハウスもホテルも、過去にワーホリに行った経験がある方が多く、「オーストラリアのワーキングホリデーに行こうと思っています」というのを伝えるとたくさんアドバイスを頂けました。【目標を言葉にして開示することは大切】

ある日、入力事務のアルバイト終わりにホテルの上司から電話があり、「ジェットスターのオーストラリア行きのチケットがセールやで!こんなん1年に1回あるかないかやぞ。明日PC持ってきて!一緒に買おう」と言われ、まだオーストラリアの最初の場所も決めていない、ビザの手配もしていない、という状況でチケットを購入する羽目に。

その時ゴールドコースト行きのチケットが9990円だったので、半ば強制的に最初の到着地点はゴールドコーストに決定致しました。

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