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コロナ収束後も、テレワークは普及していく〜その6つの理由

前回、テレワークでは生産性が下がるため、過去に導入をとりやめた企業がある、という記事を書きました。


いまは、コロナ対策のために急遽テレワークを推し進めている企業が多いと思います。

ではコロナが収束したあとは、テレワークはどうなるのでしょうか?

私は、会社の成長のためにも、社会の要請としても、テレワークは今後ますます普及していくと考えています。

本記事では、その理由を書きたいと思います。

理由①:テレワークのマネジメント方法が洗練されていくから

現在、テレワークでは
✔︎ コミュニケーションがうまくいかない
✔︎ 労働時間の管理が難しい
と言った問題がよく聞かれます。

しかし、テレワークで効率的に働くための方法は、常に研究され続けています。

特にいまはコロナの影響で一気に関心が高まっており、多くの方法論が生まれきています。

テレワークの方法が洗練されることで、多くの企業が抱えていく悩みの殆ど、解消されていくことでしょう。

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理由②:IT環境が進化していくから

✔︎ パソコンが止まってしまう
✔︎ 回線がすぐ切れる
✔︎ セキュリティに問題がある

こういった問題もよく聞きますが、あくまで技術的な課題です。

企業の技術開発によって改善していくことは、容易に想像できるかとと思います。

また、アマゾンなどではテレワーク関連の機材が非常に売れているようです。

売れると、メーカーも開発コストをかけられるようになります。

なので、これまで以上に、テレワーク関連の機器は進化していくでしょう。

理由③:電子署名へ移行が進んでいくから


外出自粛要請が出ているにも関わらず、ハンコを押すためだけに、出勤する人がいるようです。

「こんなことのために社員を危険に晒しているのか」という批判もありますが、そもそも感染症の話ぬきに、ハンコのために出社するというのは、あまりにも非生産的な行動です。

もしハンコをやめて電子署名に移行すれば、出張中はもちろん、最悪休暇中でも、少しだけ時間をもらって承認する、ということができます。

つまり、生産性が大きく向上します。

また、グローバルでは電子署名はかなり普及しています。海外の企業とやり取りをするとき、こちらの事情でハンコか署名を求めるのは、先方に嫌がられるかもしれません。

① 業務の効率化
② グローバル化

この2点を踏まえると、電子署名の導入が進むのは自然な流れかと思います。

そして、電子署名が普及すると、テレワークもかなりやりやすくなります。

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理由④:今後も感染症に備える必要があるから

新型コロナウイルス感染症は、完全に収束することが難しいフェーズに入っています。
また、今後もほかの新たな感染症が発生するとも限りません。

次のパンデミックがおきた際に、テレワークで実施できないということは、社員の安全性や事業継続に大きなリスクを抱えることになります。

それを避けるためにも、次の感染症対策として、テレワークをできる体制を事前に構築していく必要があると思います。

理由⑤:テレワークに慣れると、満員電車には戻れないから

経験した人ならわかると思いますが、満員電車での通勤というのは非常に大きな苦痛を伴うものです。

今までは、「みんなやっている仕方ない」ということで耐えてきたかもしれませんが、それが今回のコロナ騒動で多くの人が通勤しないことの快適さを知ってしまいました。

そうすると、感染症が収束しても、なかなか元の生活には戻りたいと思えず、テレワークを望む声が上がってくると思います。

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理由⑥:テレワーク制度のあるナシが、採用に大きく影響するから

テレワークができることは、ワークライフバランスの面から、応募者にとって大きな魅力となります。

更に、コロナの件を受けて今後は

✔︎ 社員の安全を考えた会社か?
✔︎ パンデミック等のリスクに対して適切な対応策を取れている会社か?

の2点を判断する重要な指標になっていくと思われます。

また、現在の転職活動はオンライン面談を中心にされているようです。
詳細は、以下の記事に記載しています↓


オンラインでも採用活動を継続できる会社は、こんな時期でも優秀な候補者を確保できているようです。

テレワーク制度の有無が、人材の獲得チャンスに大きな影響を与えていると言えるでしょう。

まとめ

今回は、コロナ収束後もテレワークを採用していく企業が増えると考える理由について書きました。

一般的に、年配の方ほど急激な変化を望まない傾向があるようです。そして、会社の重要な意思決定は、年配の方が行う企業が殆どです。それが理由か、これまでなかなかテレワークは日本で進みにくい状況でした。

しかし、良くも悪くも、コロナウイルス感染症の拡大を機に、企業は変わらざるをえない状況にきています。

また、個人としても働き方を変え、テレワークでも成果を出せるような人材が求められる時代になってきていると思います。

そういった変化に対応するための参考として、本記事がお役に立てれば幸いです。

また、テレワーク・リモートワーク ・在宅ワークでの働き方については、以下に記事をまとめています↓ ぜひこれらの記事も参考にしてみてください。

以上、お読みいただきありがとうございました。

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