「Gifted.」という楽曲の魅力
こんばんは、Susanです。
最近アウトプットしたいことが多すぎるので、今月はnote 強化月間です。
今日は!!!「Gifted.」という楽曲の魅力についてひたすら語り尽くすの回です。このnote実は、7月には書き始めていたんですよね。
当時はまだBE:FIRSTを知って一ヶ月程度。まだ知識の浅い状態で彼らの大事なデビュー曲を語って良いものか?時が経ってみたらとんでもない解釈違いが発生するんじゃないか?と思い直し、もう少しBE:FIRSTを知ってから続きを書こうと思ったら、そのまま約三ヶ月間放置してしまいました。
しかし、この三ヶ月で特に意識して過去のインタビュー記事を読んだり、過去のコンテンツを観たりしたわけではないので、私の中で「Gifted.」という楽曲に対しての知識が深まったわけではありません。そのため「いやいやデビュー当時の記事で、メンバーがこう言ってたから!」みたいな解釈違いは起こるかもしれません。その点、了承の上読んでいただければ幸いです。
純粋に、私が彼らを知ってから観て聴いた「Gifted.」の数々から受けた印象や楽曲の魅力を語っていきたいと思います。
Gifted. を聴いたことがなかった
私は以前のnote(BE:FIRSTの沼に転落した話)でも書いた通り、もともとがINIのファンです。しかも、5月28日放送のBE:FIRST TVでINIとの共演が叶うまで、BE:FIRSTと彼らを取り巻くファンダムに良いイメージを持っていなかった一人でした。
特に「Gifted.」は、同日デビューで話題となった1stシングルのタイトル曲だったこともあり、INIのファンの私にとっては「Gifted.」という楽曲そのものとBE:FIRSTの存在が脅威でした。そのため、BE:FIRST TVのデビュー曲交換コラボの放送回でINIが「Gifted.」を歌うまで、この楽曲を一度も聴いたことがなかったんです。もちろん歌詞もほとんど知りませんでした。俺らが一番だよって感じの曲よね?くらいの認識でした。(超絶ザル解釈発生)
BE:FIRST TVが初見ということはですよ。私はINIがパフォーマンスしている楽曲として、初めて「Gifted.」をまともに聴いたのです。BE:FIRST TVの企画でデビュー曲を交換して披露したパフォーマンスを観た時、想像を遥かに超えてINIのパフォーマンスが素晴らしくて、感動して、このグループを応援できていることが誇らしくて、テレビ画面を観ながらボロボロ泣いたのを覚えています。それと同時に、純粋に「Gifted.」という楽曲が持つ魅力が半端じゃないことに気付いちゃったんですよね。
これは今になって思うんですが、初めてパフォーマンスを観たのがINIのカバーした「Gifted.」だったからこそ、私はこの楽曲が持つ魅力を素直に認められたのかもしれません。
Gifted. を初めて観て聴いた印象
ここからは、私が初めてパフォーマンスを観た時に感じた「Gifted.」という楽曲と歌詞に対する印象を書いていきます。
まず、最初にINIがパフォーマンスした「Gifted.」を観た時の感想は、この楽曲一秒もパフォーマンスから目が離せないし、本当に圧倒されすぎて微動だにできない。そして、歌詞のインパクトも含めてとにかく余韻がすごい。
「これが、BE:FIRSTのデビュー曲だったのか」というとんでもない衝撃と「Gifted.」のようにメッセージ性が強く、魂に訴えかけるような楽曲が、INIにも欲しいという純粋に羨ましい気持ちを抱きました。この楽曲は、絶対にデビュー曲でなければならなかったし、オーディション番組という過程を経て、デビューを掴み取ったボーイズグループでなければ歌えない楽曲だと思いました。
だからこそ、INIに大切なデビュー曲「Gifted.」を歌わせてくれて感謝でしたし、この楽曲がINIに欲しすぎる。初めて聴いて、そう思うくらいに歌・ダンス・楽曲の全てが良かったんです。
Gifted.の歌詞
ここで、一旦歌詞を載せておきます~!英語の部分、初めて聴いた時はめっちゃ感覚的に解釈してたので、念のため翻訳を見ながら和訳もつけました。
本当にBE:FIRSTを知ってから、この歌詞とパート割を見ると唸るしかない。その全てに深い意味とメッセージを感じます。
Gifted.の歌詞が持つ意味
ここからは、ひたすらに歌詞について語りたいのコーナーです。
INIのパフォーマンスを観た時と、その後にBE:FIRSTのパフォーマンスを観た時に、私が捉えた歌詞の意味や印象はあまり変わらなかったので、時系列ごちゃまぜでとりあえず感じたことを書きます。
初めてパフォーマンスを観て聴いた時、特に印象に残った歌詞は "どこを探したって僕ら以上はもうあり得ないでしょう?" の部分でした。
フック前の大事なパートですし、ものすごく強気な歌詞じゃないですか。ただ、歌詞だけを見てしまうと「デビューから随分と自分達の才能に自信があるんだな」と思ってしまいそうだなって。
でも、これって本当に "僕ら以上はもうあり得ないでしょう?" って強気に言ってるわけじゃない。これから先、このデビュー曲を背負って僕たちは音楽によって "必ず近い将来には 僕ら以上はもうあり得ない" と世間に言わしめていく存在になるという強い覚悟なんだと。今、世間が僕たちのことを認めるかは分からない。でも、僕たちは "僕ら以上はあり得ない そう在るために生まれた" と叫んでいるような彼らの強い覚悟が込められた歌詞なんだなと感じました。
だからこそ、INIがパフォーマンスしてもこの歌詞の部分はめっちゃ心に響いたし、INIのファン視点からすると、このパートを木村柾哉くんと尾崎匠海くんが担当したのは本当に最高でした。この話はまたいつか語らせてくれ。
そう思うと、その続きのフック部分 "We just gifted(僕達は天賦の才に恵まれている)" という歌詞も全く違う意味として捉えられるんですよね。ここは、 "You already know we just gifted(あなた達はすでに知っているでしょう 僕達は天賦の才に恵まれているということを)" とセットで意味を持つと思っています。
先程と同じく、ただ歌詞だけを見てしまうと「僕たちは生まれ持って類まれなる才能を与えられた者だ」と随分強気な歌詞になるんですが、そういうわけではない。
「THE FIRST」の最初にSKY-HIが「ものすごい才能を持っているのに、自分のスタイルのままで才能を開花できる環境が少ない。既存の枠に嵌れなくて、誰にも見つけてもらえず潰えていく才能を見つけるために、救うためにこのオーディションを立ち上げた」みたいな内容を話していました。
まさしく、それに当て嵌まった子たちの中から選ばれたのがBE:FIRSTですよね。どこにも才能を認められず、ありのままの自分では才能を花開かせることができず。それでも、"We just gifted(僕達は天賦の才に恵まれている)" と信じて、それぞれが人生最大の覚悟を持って、これが最後のチャンスだと思って挑んだ人もいた、そんなオーディションが「THE FIRST」だったのかなって。
この合宿に参加したメンバー達はオーディション期間を経て、ようやく他者(主にSKY-HI)から評価されて、技術面を育ててもらって、自分自身の持っていた才能を開花させて、その過程を「THE FIRST」というオーディション番組を通して多くの視聴者に観てもらって。
そうやって選ばれた7人だったからこそ、 "You already know we just gifted(あなた達はすでに知っているでしょう 僕達は天賦の才に恵まれているということを)" = あなた達(オーディションから僕たちを観てくれた人達)はすでに分かっているでしょう?僕達に天賦の才能が与えられていることを認めてくれたでしょう? ということなんだなと。またそれと同時に、すでに才能を認めてくれた"あなた"は、"僕達がGifted.であることの証明" であり、これからも証明してほしい(一緒に歩んでいきたい)存在だ というメッセージが込められているんだと私は感じました。
いや、これちゃんと「THE FIRST」を履修した後に「Gifted.」聴いたらより楽曲の深みが増すし、実はとんでもない激エモ曲だな!?っていう衝撃を受けました。
歌うパートについても「THE FIRST」を観た後に「Gifted.」を聴くと、それぞれに深い意味があったんだなって気付かされる。あとはパート割を整理して一番びっくりしたのが、SOTAの歌唱パートめっちゃ少ないことです。それなのに、たった一箇所の歌唱パートで全員をぶち抜く勢いの破壊力だし、何より視覚的なインパクトがありすぎて、全然目立たないわけじゃないんですよね。こりゃすげえわ。
みなさんのほうが一億倍理解してると思うんですが、SOTAに "過去を捨て去るんじゃない 今を光らせる My life(僕の人生)" を歌わせるのマジ天才ですよね。ダンサーという過去がたまに今の自分の足を引っ張る、といったようなニュアンスの話(ざっくり要約したので、解釈違いだったらスマン)をたまにするSOTAがこの歌詞を歌う意味。彼らの育ってきたバックグラウンド、生きてきた人生を知ってこそ、さらに深い意味を持ち光り輝く歌詞、私はこういった部分を解釈するのが大好きで、猛烈に惹かれるのでたまりませんでした。
あと、RYUHEIの "I’ve been waiting for you(僕はあなたを待っていた)" にも同じようなたまらん感覚を抱きました。ギィー!!!RYUHEIにこの歌詞歌わせるのあまりに良すぎる!!!他のメンバーも全部語りたいんですが、キリがないのでここらへんで。いつかTwitterで呟いとるかもしれん。
「Gifted.」の作詞ってSKY-HIじゃないですか。「THE FIRST」の課題曲の数々を聴いてても分かるんですけど、さすが社長、こういう難しいことするんだよねぇ……って唸ってしまう。本当に細かいところまで仕掛けがあって、何か情報が加わるたびに、楽曲そのもののメッセージ性が変化していく(むしろ進化、成長かな)というか、受け取り手の感情が変わることで勝手に楽曲の持つ魅力が増していくみたいな、そういう感じの面白さがある。
薄っぺらなまま聴いても、この楽曲の本質は見抜けませんよ?さぁ、あなた達はこのメッセージを受け取れるかな?と挑戦状を叩きつけられているようなそんな気分です。なぜか猛烈に悔しいけど、私の感情はドキドキワクワクさせられてるんだよな。この時点で完敗。(一体私は何に勝ちたかったんだ?)
これをデビュー曲にしたの本当にすごい。攻めすぎです。ただ外野から聴いてるだけだと、なんか随分と荘厳な曲持ってきたな……としか思わんよ。
Gifted. はデビュー曲でなければならなかった
ここからは何で「Gifted.」がデビュー曲でなければならなかったの?って話。
これは勝手に私が感じたことで、直接SKY-HIにインタビューしたわけでも何でもないんですけどね。(当たり前ですよ)
グループとして初めて世に出す "デビュー曲" って一生に一度だし、やっぱり特別じゃないですか。だから、インパクトって大事だし、耳に残る、そういうキャッチーさとか、流行りを取り入れることも必要なのかなと。
そこをあえて、TikTokでバズりそうな要素もない、気付いたら口ずさんでしまうようなポップさやキャッチーさもない、歌詞も一見ものすごく強気に思える「Gifted.」でデビューすることを選んだのは、何故なんでしょう。
デビューという今しかないこの瞬間の華やかさを考えるのか、これから先のグループとしての展望や長い道のりと未来を考えるのか。その時に、誰に向けて、何を目的に、この楽曲を出すのか、そういった部分に鍵があったのかなと思っています。
個人的な見解ですが、デビュー当時の「Gifted.」という楽曲は「新しい誰かに向けて」というよりも「今までの僕らを知っている"あなた"に向けて」というニュアンスがかなり強いんじゃないかと思いました。
一発目のデビュー曲を華やかに打ち上げて大衆性を獲得することは、これから先の活動のために必要不可欠なことではありますが、BE:FIRSTにおいては「THE FIRST」という期間のおかげで、ある程度の大衆性をすでに獲得した状態で、デビュー曲を提示することができるというメリットがありました。しかも、プレデビュー曲の「Shining One」が爽やかで華やかでキャッチーさも兼ね備えている素敵な楽曲であったため、デビュー曲でわざわざ同じような系統の楽曲を打ち出す必要がなかったんじゃないかなと思います。
じゃあ、一体どんな曲でデビューするのか。それが「Gifted.」ですよね。これは歌詞の解釈でも話したんですけど、「Gifted.」はデビューするまでの僕達を知っている"あなた"に向けられた楽曲だと思っています。"これから先このデビュー曲を一生背負って、僕達が Gifted. であることを証明するから いつも一緒に歩んでいって欲しい" という熱烈なメッセージじゃないですか。
だからこそ、「Gifted.」がデビューして一番最初に提示する楽曲でなければならなかったし、この曲は一生歌い続けて彼らの歩みとともに、常に進化と成長を遂げていくんだなと。
BE:FIRST TV #9 でSOTAが "デビュー当時から背伸びした楽曲" "今の僕達にしか出せないをずっとやっている楽曲" と話していたように、そもそもデビュー時点に照準を合わせた楽曲ではないんですよね。いわば、ずっと完成形が変化していく楽曲なわけですし、相対的に見るとデビュー当時は一番 "未完成" の状態の「Gifted.」が世に出ていたわけじゃないですか。もちろん、どんな楽曲でも、本人達の技術面が経験によって底上げされていく以上育っていくんですが、デビュー時点で完成形ではないということが大前提として世に出されるって、、、それってなんかすごいことじゃない?
(伝わってるだろうか、この感覚。言語化が難しい。)
その当時は最大限の完成形として出された「Gifted.」が、まだ "未完成" だったことに気付かされて、進化と成長をし続けている今現在に至るまでの全てをBE:FIRSTとこの楽曲と共に歩んで行くことができるって、まじで物語大好き人間からすると、とんでもない特大エモエモ案件なんですけど。
そして「Gifted.」は、デビューするまでの僕達を知っている"あなた"に向けられた楽曲という部分も、歌う瞬間によって変化していくというか進化していくんだなとも実感しています。
今の彼らが歌う「Gifted.」は、"デビューするまでの僕達を知っているあなた" だけではなく "今この瞬間 BE:FIRSTを応援してくれて 知ってくれて どこかの過程で 僕達をGifted.と認めてくれた すべての人へ" に向けられた楽曲へと確実に成長を遂げていると思います。
だからこそ、9月17日のBMSG FES’22 RYUHEIの最後の挨拶があって、全てが繋がっているんだよなぁって感じました。
うーん、エモい。エモすぎる。「Gifted.」って私が認識する限りでは、大体セットリストの一番最後になっていることが多いと思うんですが、これがBE:FIRSTからBESTYに向けて届ける "最後の一曲" になる理由が分かるなぁって、猛烈なエモさを噛み締めてました。そうやって最後に私達はBE:FIRSTという聖地から一歩も動けない地蔵になって終わるんですよね。
最後に
以上、「Gifted.」という楽曲の魅力をひたすら語りまくるnoteでした。本当はまだまだ語れる。(まだ書くつもりなの?)
BE:FIRSTの楽曲は、彼らの "今という瞬間" にリンクしていてメッセージ性の強い歌詞が多いですし、その中でもあえてメッセージの意味や答えを受け取る側に委ねる曖昧な部分を残してくる、その絶妙なバランスが最高だなぁといつも思っています。私は歌詞に込められた想いや感情を解釈するのがとっても大好きなので、そういう部分もBE:FIRSTの楽曲にどっぷりハマる大きな理由の一つだなぁと。
言葉で伝えきれない想いや感情が、音楽で表現されているとも思いますし、歌詞に込められた想いって、なんか不器用な人間のラブソングみたいで素敵ですよね。私が音楽好きな理由、そういうところにあるんです。
こんな感じでこれからも気が向いた時に、他の楽曲についても私の感情が溢れ返ったド長文noteを更新しようかなぁと思ってます。あとあと!これだけは絶対に書きたいと思ってるのは、INIがパフォーマンスした「Gifted.」について感じたことをひたすら語り尽くす感想noteです。
いつか絶対更新するので、読んでくれたら泣いて喜びます。
ここまで、長文にお付き合いいただいたみなさまに心より感謝をこめて。
これからも「Gifted.」のエモさを噛み締めて、次はどんな成長を遂げていくのか楽しみにしながら、毎回のパフォーマンスを追いたいと思います。
ではでは。
2022.10.08.
Susan
いつも優しい心をありがとうございます! 届けてくださった愛は、noteの投稿でお返しできるように頑張ります♡ 感想やコメント、スキ♡だけでも十分気持ち伝わっております(T_T)♡