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計画的偶発性理論とわたし

「計画的偶発性理論」って聞いたことありますか?
私もどこかではじめて聞いてみて、それから大学の授業でも学んで、
私が考えていたキャリア観がこんな風に理論になっているのか!と思ったりなどした(傲慢)))

ということで、計画的偶発性理論とは何かを見た上で、わたしのキャリア観と計画的偶発性理論の距離を整理してみたいと思う。

計画的偶発性理論とは何か

まずは、計画的偶発性理論が何なのか、簡単に確認してみたいと思う。
こちらの記事を参照します。

計画的偶発性理論とはクランボルツという人によって提唱された。
キャリアといえば、ゴールを定めて、ロードマップをしいて、PDCAを回しながら、自分なりのキャリアを描いていく、といった考え方が一般的かと思う。

しかしながら、この計画的偶発性理論はゴールを定めない。(目標を定めないわけではない。)
キャリアとは偶然で成立することが8割だという前提に基づいている。

骨子となるのは次の3つだ。

➀予期せぬ出来事がキャリアを左右する
②偶然の出来事が起きたとき、行動や努力で新たなキャリアにつながる
③何か起きるのを待つのではなく、意図的に行動することでチャンスが増える

こう聞いてみると、意外と当たり前のことを言っているように思えるのではないか?と思う。
私たちの今での人生は善くも悪くも、例えば外部要因に影響される。
大学受験の際に、塾に通わされた。そこそこの大学に行ければいいや、将来は適当にサラリーマンやろうかなと思っているとかでも、そこで偶然であった先生の歴史の授業が面白すぎて、受験勉強どころじゃなくなった。結局、大学受験はうまくいかなかったが、気づいたら、今は歴史を教えるために、学芸員になったとかあるのでは??
でも、これは塾に結果的に通ったし、授業を真面目に受けてみたし、そこで面白さを見出すことができたし、何もしなかったのではなくて、やったからはじめて出会えたということだったりする。


計画的偶発性理論とは、目標を達成することだけに固執することでチャンスを逃すことのないように、目標のもとにある願いや大事にしたいこと、軸を見失わずに、適度な柔軟性を持って、まずは目の前にあることに全力で取り組もう、そこに新たな芽や出会いがあれば、それを見落とさないような視線を持っておこうといったことを言っていると私は思っている。

わたしのキャリア観

私の人生にとって大事にしていることは3つある。
1.私に生まれてよかったと思って死ぬこと。
2.人と関わることで広がった”わたし”を私は好きになれる。
3.人と関わることが私の人生を豊かにする。

私は自分が幸せになるために、私に生まれてよかったと思って死ねた方がいいと思っている。
私は生まれ持った自分のことはあまり好きじゃないけど、人と関わることによって変化してきたわたしは悪くないな、と思っている。
ならば、人と出会い、関わり、他者から発される何かを受け取って、応答することによって、私の人生を豊かにしたい、と私は思っている。

計画的偶発性理論とわたしの距離

計画的偶発性理論で言っていることはまさに私が考えていることのままだと思う。

結局私たちの幸せとは他者とか変わることでしか得られないことではないかな、と思うに至る。



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