ある少年の昔話

※過去に当サークルのHPで公開された記事です。
(公開日:2018.10.3 執筆者:松本)

 幼馴染と久しぶりに会った時の話です。

 当時はまだ可愛らしかった(らしい)少年であった僕は、よく幼馴染(女)と家族ごっこをしてい たらしい。その時僕はどうも赤ちゃん役だったそうな。

 という話で盛り上がってました。しかし、当の本人である僕には全く記憶がありません。彼女の中 にしか僕の赤ちゃんの頃の記憶はないのです。こんなに恥ずかしいことがあるか。

 聞くに、どうも物心はついてなかった(2 年生だとついてるはずなんだけどなあ)らしいのですが、 おそらく赤ちゃん役だったので、頭も赤ちゃんだったんでしょうね。

 どこでやってたのって話になりました。まあ当然の流れです。一応幼馴染とは同じマンションに住 んでたので、どっちかの家だったのかなあって思ってたのですが、『小学校』でした。絶句ですよ。  ここまでの話をまとめると、小学校で当時小さかった僕は、幼馴染の子と一緒に家族ごっこをして いた、ということになります。今しか知らない人からしてみれば一言一句意味不明かもしれませんが、 当時の僕は非常に可愛かった(幼馴染談)そうなので、何ら違和感の無い話なのだと思います。

 それに拍車をかけるのが幼少期の声の高さです。簡単に言うと、アルトパートが普通に歌えるぐら いには声が高かったです。どんな声かはもう覚えていませんが、高かったのは覚えています。

 赤ちゃんには親がいるので、その親役だったのが当然幼馴染です。見てくれのキャラクターはお嬢様です。もうちょい修飾語を足すなら、清楚なお嬢様です。(実問題として清楚が合っているかは不 明)そんな感じで遊んでたそう。彼女曰く、人生で一番楽しかった時期だそうです。もうちょい楽し かったことあるやろうとは思うけど何があったんだろう。

 まあそんな感じの昔話でした。対して実はありません。フォルダーをあさったら、二人でしゃべってるボイスメモが見つかったので、文字起こししつつまとめてみました。まだまだ、内容はあるので ちょっとずつ蔵出ししていこうと思います。

 仲のいい友人はそこそこいたとしても、腹の底を知ってる人って中々少ないと思います。幼馴染も 割とそういう人だし、僕もそうです。お互いがお互いをよく知っているからこそ、そういう踏み入っ た話をしてるのかなあとも思います。ばぶー!(超低音)

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