初心者から上級者まで楽しめる軍歌一覧(①入門編)

※過去に当サークルのHPで公開された記事です。
(公開日:2017.11.20 執筆者:松本)

皆さん、音楽は聞きますか。僕はあまり聞きません。そもそもポップミュージックにそれほど興味が無いため、聞く機会が無いというのもありますが。

 ですが、僕は昔HoI2というゲームのプレイ動画を作っていたことがあるのですが(この団体でもやってみたい)その時に動画の音楽として軍歌を多く使いました。というのもゲームが第二次世界大戦のゲームなので、軍歌を使うのが手っ取り早いからです。(他のHoI2動画も大体軍歌)

そこで、様々な軍歌を聞いて来た僕が皆さんに軍歌(とそれに付随するプロパガンダソング)を紹介していきたいと思います。

第1回は入門ソングです。軍歌として有名な曲、定番な曲を紹介していきます。もしかしたら皆さんが知っている曲も数曲あるかもしれません。

・軍艦行進曲(日本)

 日本の軍歌といえば、で抜刀隊と並ぶぐらいに有名な曲です。今でも海上自衛隊が演奏したりしています。カラオケでも歌える模様。

・抜刀隊_陸軍分列行進曲(日本)

 これも有名な日本の軍歌、行進曲です。今でも陸自や警察が演奏したりしています。抜刀隊は西南戦争がモデルらしく、作曲者はフランス人の人です(作詞は外山正一)。

・공격전이다 (攻撃戦だ)(朝鮮民主主義人民共和国)

 みんな大好きコンギョの曲。2010年に発表されたNK-POPの代名詞。歌詞はお察しの将軍様万歳と我ら常勝不敗で攻撃せよって書いてあります。

・赤軍に勝る者なし(鐘が鳴れば)(ソヴィエト社会主義共和国連邦)

 昔あったでっかい赤色の国ソヴィエトの軍歌。イントロからかっこいいです。歌詞も勇ましくて、『The 軍歌』っていう感じがします。自己啓発にお勧めの一曲。

・パンツァー・リート(ドイツ)

 その名の通りドイツ戦車の曲です。ナチ先輩の曲は名曲が多いのですが、パンツァー・リートはその中の一曲。明るくポップなメロディがドイツ軍歌の特徴なのですが、この曲はそれを如実に表しています。

・エリカ行進曲(ドイツ)

 この曲はポップなリズムに乗せて歌うラブソングです。祖国に残した恋人を想う曲で、正式なタイトルは『荒野に咲く一輪の小さな花』と言います。綺麗ですね。

・陸軍は進んでいく(アメリカ合衆国)

 大正義アメリカからはこの一曲です。アメリカらしいマッシブな歌詞です。アメリカらしい正義が押し出された曲となっています。

・リパブリック賛歌(アメリカ合衆国)

 南北戦争での北軍の行進曲。ヨドバシカメラのあの曲の原曲です。アメリカでも色んな曲の原曲になったり、他の国でもつかわれたりなどグローバルな曲です。

・ラ・マルセイエーズ(フランス共和国)

 軍歌が転じて国歌になる事が度々ありますが、この曲はその最たる例です。元々はフランス革命時の歌でかっこいいメロディに血生臭い歌詞が特徴です。

入門編はこんなものです。大体この辺の軍歌を聞いていたり、歌えたら、それなりに軍歌を知っている人扱いされるかもしれません。

次回は更にレベルが上がります。(軍歌のレベルってなんだ)

 最後に、軍歌=戦争の歌という認識は間違っていません。しかし、戦争の歌だからという理由で否定するのは、その国の文化の否定に繋がります。何故なら、軍歌は国家が国民を激励するためにその時代の有名な音楽家に依頼して作っていることが多いからです。その時代の音楽文化が集約されているのが、軍歌ともいえます。なので、軍歌に親しむというのは文化に親しむという事と同義ともいえるのです(暴論)。

因みに上に挙げた曲は全てYouTubeで聞くことが出来ます。ぜひ一度聞いてみてください。

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