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最近読んでいる本たち

学期休みに入って並行読みしている本たちです。
首にカメラをかけたままこの記事を書いている。
久しぶりにカメラを触り始めたらやっぱり右上のボタンをグイッと押す感覚が好きでちゃんとカメラをまた使おうと思った。

『Figuring』Maria Popova
大学時代に始めたメールマガジンがあっという間にみんなの心を掴んでBrain Pickingsという素敵な叡智を集結させたウェブサイトになってそれが今度は一冊の本になった。哲学から科学、文学、歴史、芸術。世界のすべてはつながっている。彼女の知識と点と点をつないでいく力はまるで魔法のよう。

『Under the Skin』Michel Farber
ひたすら雨の降る寒くて寂しいスコットランドの田舎道を走り続けるIsserleyは毎日ヒッチハイカーを拾って何処かへ消えていく。2013年にスカーレット・ヨハンソン主演で映画化されてる作品で予告編もあらすじも読まないで読み始めたらどんどん引き込まれていく。前知識ゼロで読むのが一番。つい先日読み終えたハン・ガンの『菜食主義者』と通じるところがある。女性としての肉体を持つこととはこの社会でひとつのコモディティとして扱われていくこと。

『騎士団殺し 第一部顕れるイデア編』 村上春樹
実は三度目の挑戦。鈴が鳴り始めるところからどうも怖くて読み進められていない。今回の試みではまだそこまでいってないけど。中盤からの雰囲気が『レキシントンの幽霊』を連想させる。

ニュージーランドは先々週くらいから一気に寒くなってやっぱり冬の寒さって冬至の後が一番だなとなんて考えてたらあっという間に風邪をひいて1週間ほど寝込んでしまった。今日からまた少しずつ本を読み始める。

mugiho



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