やさしい星空の記憶


先日友人とプラネタリウムに行った。
行こう!と誘われた時に思い返してみたのだが
気付けば小学生以来のプラネタリウムだった。
小学生の時は社会科見学でもプラネタリウムを
見た記憶があるし、小さい頃は家族でも
プラネタリウムを見ていた。

母が昔から星や天体が好きで、
流星群がよく見えそうな日は夜寝る前に
真っ暗な部屋で窓を開けて空を見上げる日が
度々あった。冷たい風と真っ暗で静かな空間。
毛布に包まって小さい窓を前に身を寄せて
少し話をしたりしながら。
小さい頃のいい思い出として残っている。
そういえば小学校で望遠鏡を校庭に置いて
夜暗い中で月を見ようみたいな企画に参加
したこともあったな、なんて思い出したりした。

そんなことを考えながらプラネタリウムへ。
都会のプラネタリウムはすごい。昔とは違う。
アロマが焚かれていたりする。色も綺麗。
デートにはもってこいだな。
みんなにとってこの1時間弱のひとときに
癒しを求めてやってきているんだな。

会場が暗くなってナレーションの声が聴こえて
星空が目の前いっぱいに広がった。
現実では絶対に見えない、見たことないような
大迫力の星空。
オリオン座が見えた。空を見上げることは
よくあって、月を見たり星を探すことは
日常茶飯事である。満月の日とか特にね。
しかし、空を見上げても星座はオリオン座しか
分からない。逆に言うとオリオン座はすぐに
見つけられる。冬の空。

冷たい空気と暗い空と合わせた
オリオン座にはいい思い出がたくさんある。
そんな素敵な思い出はまた今度残したいと思う。

帰り道は足どりが軽くて
癒された〜〜〜!と心の底から思った。
誘ってくれて一緒に行ってくれた友人には
とてもとても感謝している。
いつもいつも感謝をしている。ありがとうね。


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