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自分の行動すべてに対して「自分の為」に転換すると、脱ぎ散らかった靴下さえも許せる。

お休みに入り、家の中の断捨離を行い、以前の雑然とした状態から大分すっきりした我が家。

ここまでくるのに、ほぼ一人で試行錯誤しながらきたが、途中で夫と衝突することもしばしば。目標とする状態を伝えながら、なんとか理想の状態に近づいてきた。

一人ではできないこと、夫がやるべきだとわたしが思うことを半ば強要しながら手伝ってもらった。

いや、手伝うという認識事態がおかしくないか?そもそも自分たちの家なんだし、もっと主体的に動いてくれてもいんじゃないの?と悶々とする日々。

日々繰り返される、テーブルの上に残ったペットボトル。洗濯カゴから落っこちた、履いた靴下。

自分も忙しく働いていた時は、自分だって相当だらしなかったはずなのに、ちょっとしたことがすぐ目につき、気になるようになってしまった。

このままでは、暇を持て余した口うるさいただの意地悪おばさんになってしまう、こりゃいかん。と思い、下記2つの思考の転換をすることにした。


①自分の目的や理想を整理し、自分の行動はそのためにしていることだと考える。


私の場合、目的・理想は「整理された広々とした空間で生活がしたい。そのために行った掃除・片付けがされた今の状態を保ちたい」というのが理想。

散らかったペットボトルや靴下は、その状態を保つのに邪魔な存在なので、私の理想を叶えるために排除(片付け)する。→私の理想に近づくために自分で努力する。

こう考えると、「散らかっていること」よりも「自分の理想の状態に近づけること」に意識が向き、その為に自分が片付けるという、なんとも当たり前の行動になり自己完結できる。小さなことにイライラすることが大分減った。



②周りの人は、その理想の状態に近づく・または保つための協力者だと考える。

夫の理想は、私の理想とはきっと違うまたは優先順位が低いことを認識する。

今の私は時間もたっぷりあり、家の中のこまかなことに対処する時間も余裕もある。優先順位が①家 以上。なのだが、

夫の場合は朝7時前〜夜9時過ぎまで仕事をしているため、①仕事 ②休息 ③・・・⑩家 くらいじゃないかと思う。そんな人に、急に私と同じ理想を押し付けても無理というものだ。

よって、夫は私の理想を叶えるための「協力者」ととらえ、いかに気持ちよく協力してもらえるかを考える。また、協力してもらうことは当たり前ではなく、限られた時間と労力を使って協力してくれているという認識を持つ。


この2点を意識することによって、大分心の平穏が戻ってきた。もちろん、このままでは私が職場復帰した時に崩壊してしまうので、夫と私の理想を擦り合わせて近づけていく努力が必要だ。


日々、片付けないパートナーにイライラしている方。落ちている靴下を見つけたら、ぜひ深呼吸してこの2つを意識してみて欲しい。


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