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自分がより「いる」ということに気付かされる仕事

最近、昔読んで好きになった本、
西村佳哲さんの「自分をいかして生きる」を
読み返している。

その中でこの文章が引っかかった。

「わたしがいて、あなたがいる」ということ。
会ったこともないどこかの誰か、自分の仕事に触れる見ず知らずの誰かと、存在の交わし合いを望むこと。わたしが「いる」ことによって相手がより「いる」ようになる。そんなエネルギーの環流を生み出すこと。

自分をいかして生きる/西村佳哲


わたしの目指す接客って
こういうこと。そう思った。


「わたし」という存在がいるかいないかわからないような接客や心持ちではなく、確実にそこに「いる」わたしが「いる」接客をしたい。


それによって、
お客様が「自分がここにいる」と感じられるような接客。


それはお互いの存在を認め、大切にしているということ。エネルギーの交換をしているということ。
そんな循環のサービスをしたい、
そんな風に思っている。


その人がいるかいないかわからないようなお店ではなく、ひとりひとりがひとりの存在として「いる」お店。


わたしはそんな仕事をしたい。


2023.11.28 mu

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