三年後を。

#はたらくを自由に

師走のある日

部長に「ちょっとお時間ありますか？」

今日しかないっ！と思い声をかけた。

やるやる詐欺、ならぬ社会人あるある

辞める辞める詐欺。

そういう先輩をよく見て来た。

結局、辞めんやん。ずっとおるやん。なんやねん。って。

そんな自分にはなりたく無くいざ出陣！

一足先に辞める事が決定した卒業仲間曰く

すんなりokが貰えて日にちも決まったと。

ならば、私も早く言いたい。ボーナス出たけど直ぐに言ったるわ！と思い会議室へ

30分後。。。

お通夜や、お通夜。

聞いた話と違うーーー！、！

会議室の中心で叫んだ(心の中で)

先輩！話と違う！！！！！

「30分かそこらで、これを俺は頷きたくない。1週間考えて。」

別れ際の彼女かて。

未練たらたらな彼女かて。

昔、私も言った事あるなぁーっ。高校生かぁー。

1週間、

先輩やら他支店の部長やら色々な人と話したが、

私も頑固でそんな生半可な気持ちで

言い出した訳でないので気は変わらず

三月を持ちまして

新卒から8年働いている会社を退職することになりました。

お給料の事。

会社の方針。

いろいろな事がありましたが、1番は

仕事中に。ふとっ

三年後この仕事を続けていたいか？と思い

やりたくないなぁ。。と思ってしまった事。

わざわざ田舎から出てきて、東京へ行き

ファッションとは何ぞや、作るとは何ぞやを学び

ショップ店員から夢のデザイナーになれたのに

なりたかった、やりたかった職種に就いたのに。

毎日キレてる。叱ってる。

眉間のシワと独り言の怒りのパラダイス。

海外工場のトラブルや、検品や

何やら不良や。納期遅れやら。

本職のデザイナー業は定時過ぎの夜中から始まる

デザイナー業も

売れても　あぁ、良かった。くらい。。

営業が花形の我が社はデザイナーの評価が曖昧で

どうしたら評価されるのかわからない。

こんな事がやりたかったのか。

黒髪おさげのゲジ眉セーラー服の田舎の高校生が

夢見てた未来はこういうモノだったのか。

安く作って売れればいい。

そう言われれば

言われるほど。

何かを騙してるように私は聞こえる。

高校の時の担任が、好きな事を仕事にできてる人なんてほとんどいない。と進路相談の時に言ってた。

教師が生徒の夢を壊すなよ。教師辞めろや。

反抗期真っ盛りの私は

心の中で毒という毒を吐き捨てた。

私は人を幸せにしたい。

誰かを喜ばせたい。

好きなコトで誰かを喜ばせたい。

綺麗事かもしれないが、

私の仕事をする目的は

お金が欲しくて欲しくて震えるでもなく

(金が欲しいなら健全な道を選んでますとも)

名誉や地位が欲しいでもなく

ただ、誰かのためになり喜んでもらう事。

そして、何よりもそれが私にしかできない

私の好きな事であること。

自分でもわかってる。

綺麗事言ってんなーって。

何故なら

まだ

就職先、決まってないからですね。

はい。こんなに心穏やかじゃない年末年始は

はじめてです。笑

笑えないけど

笑っちゃう。

笑えないけど。

これだけ自由な働き方

選択肢がある世の中で

無理して社畜になる必要はないと思う。

はたらくを自由に。

自由に責任を。

はたらくを考える。

長々とありがとうございました。

-end-