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「キレイね」だけじゃない。家族で受け取るもみじからのたくさんの気持ち

深紅や朱色、オレンジ色にやまぶき色・・。
もみじが美しく色づくこの季節、私はいつも京都のある神社を訪れる。

長岡天満宮


京都府長岡京市にある長岡天満宮。
天満宮といえば藤原道真。道真といえば梅!と言いたいところだが、ここはもみじが美しい。境内にはもみじの庭園があるほど、本当に美しく大好きな場所だ。

私と旦那さん、そして娘でありお仕事の相方でもある、ひろ一家と訪れた。

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上着がいらないほどこの日はお天気が良くて、最高のもみじ日和だった。


もみじの中を駆け抜ける
ちびーずその2



先日もつぶやいたのだが
私は"もみじ狩り"という言葉が好きじゃない。


美しい自然は狩らんでいい。


と、言葉に対してヘンクツなこだわりを持っているため。なのでちびーず達にも"もみじ見物"と教えたかったのだけど、気づけば彼らはすでに

もみじ狩り楽しみだねーーー!

と言っていた。
どうやら旦那さんが教えてしまっていたようだ。

あんにゃろめ。


毎年ここに訪れるのは、もちろんもみじを見るためではあるけれど、私の中にはもう一つある目的があってそれは

足、足、足、足、足、足


これを撮るため。

別にここじゃなくてもいいやん
という思いもないわけではないが、なんかしらんけど「ここがいい」。

これもまた私のヘンクツ&謎のこだわり。

そしてこの写真にはほんとはもうひとつ「足」が写ってなければならないのだが、もうひとつの足の持ち主(ちびーずその3)はこの時ベビーカーでおやすみ中だったためこうなった。来年は7つの"足"をちゃんと撮ろう。

こだわりとか目的とかいろいろある私だが、娘さんであるひろにもまた目的があって、けれど彼女のそれは私のそれとはまたちょっと毛色が違う。

彼女のイチバンの目的はこれ。

みたらしだんご様


彼女の好物のみたらし団子。
"みたらしだんご通"で、みたらし団子にはうるさい彼女はここの団子が大好きである。

"通"ではないが私も同意見。確かに美味い。
去年来た時は残念ながら売り切れてしまっており、彼女の悔しさは限界突破。
地団駄踏んで雄叫びあげていた。

一年越しのみたらし団子、さぞ美味かったことだろう。

団子のタレでキングボンビーになってしまった
ちびーずその3




この神社の境内には八条が池という大きな池がある。私はそのシーズンにはまだ行ってないが、ツツジが満開になる時季、池の真ん中を通る参道はツツジの"真っ赤"で圧巻の美しさになるのらしい。いつかそのシーズンにも合わせて行ってみたいものだ。
でも混むんだろうなぁ・・・。

あとこの池には水上橋があり、まるで池の上を歩いてるかのようにお散歩ができる。

鯉が寄ってくるのを見ながら、カモのぷかぷかを見ながら、なんかわからん水鳥を見ながら、トコトコその橋をお散歩するのも毎年恒例だ。

池の端っこにある遊歩道にも、もみじや枝垂れ桜、ドングリの木(クヌギ?コナラ?)があり、本当に美しく、気持ちよく、歩いているだけで心が満たされる。

どんぐりに必死すぎて
ゴリラショットになってしまった
ちびーずその1



魚と水鳥、樹々、そしてどんぐりを堪能しながら遊歩道から駐車場へ向かって歩く。
ただそれだけで楽しくて幸せで・・・。

帰りはいつも、だから淋しくなる。

淋しさを影で表す



もみじのコントラストにため息を漏らし、お団子でテンション上げて、足撮って満足する。

心の充足感

って言うけれど、それってきっとこういうことだ。大型ショッピングモールでお買い物や遊園地でジェットコースターも楽しくて満たされはするのだろうけど、そういうのとはまたちょっと違う。
そういった刹那的なものではなく、なんというか、、、全身に行き渡る栄養のような満足感。

感覚のことを言葉にするのはいつもムツカシイ・・。



この紅葉シーズンだけでなく、春夏秋冬すべての時季に心の栄養を全身で浴びに行きたいし、そしてそんな家族でありたい。





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