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リフレクションに関連する記事

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私の記事の中から、リフレクションに関連するものを集めました。
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記事一覧

教育は、プレイフルに、おもしろく!

 3回にわたるプレセッションを経て、2024年7月29日、土佐塾高等学校の教員研修に参加させていただく形で「プレイフル・ワークショップ」の本番を迎えた。  プレセッションで感じたことは、これまでのnoteにまとめてあるので、良かったら読んでほしい。  ブローシャーにあるように、本当ならば午後のみの予定が、プレセッションの中で上田先生から提案があり、午前中からカフェ的に集まろうということになった。さらに、急きょ当日になり、10時から上田先生の特別講義もあると連絡が入った。

ポテンシャルを開く鍵

 出張帰りの飛行機でぼんやりと機内プログラム(IPPONグランプリ)を見ていた。ヒコロヒーさんの会話における間の取り方が絶妙で、おもしろさとは演技力の高さでもあるよなぁ、と思った。  私は学芸会の頃より演技が苦手である。ストレートな性格なので、感情のままに喜怒哀楽を表現することに抵抗はないのだが、それを効果的に見せる演技力は圧倒的にないのである。  帰宅後、上田先生のワークショップ前の最後のプレセッションがあった。出張帰りでぼーっとしており、最後の15分しか出られなかったの

予定調和に慣れすぎた私たち

7月末に参加予定のワークショップに向けて、何度かZoomでのプレ・セッションが催されている。ファシリテーターは同志社女子大学名誉教授の上田信行先生。なんと、高知に来てくださるのだ。 プレ・セッションには台本がない。上田先生の言葉を借りれば「UNCONFERENCE」な状況の中で進んでいく。上田先生の書籍『プレイフル・ラーニング』ではこれを「脱予定調和」と呼んでいる。 プレ・セッションに参加している大人も、多くはこの状況に緊張したり戸惑ったりしていた。私たちは予定調和に慣れ

ドラムサークルで学んだこと

知人のSNS投稿を見て長らく気になっていたドラムサークル。 コロナ禍で機会そのものがなくなっていましたが、このたびようやく「ドラムサークル for ティーチャーズ」に参加することができました。 ちなみに私は、音楽に対する造詣は皆無です。 音楽は好きですが、「何が好き?」と聞かれたら困るくらいの、趣味とも言い難いレベルの「好き」です。 それでも音楽は人生にないと困るな〜という感覚はあります。 でも、太鼓系の楽器に対する親近感は持っていました。 それは小学生の頃の記憶。 ピア

「わかった」の落とし穴

今月、久しぶりに仕事を持ち込まない休暇を1週間取りました。 とはいえ、メッセンジャーなどでちょこちょこと連絡が来たりするのですが、スマホで容易に完結できることしかしないことにしていました。 そうすると時間がたっぷりあるんですよね。 つまり、何もすることがない時間が生まれるんです。 何もすることがないと何が起こるかと言いますと、これまであまり出番のなかった感情が顔を出し始めるんですね。 それは、なんとも言えないモヤモヤとした気持ち。 でも、出番がなかったとはいえ、控え室には

見るために、目を閉じる

「私は、見るために目をつぶります」 これは、画家のポール・ゴーギャンの言葉です。 目をつぶると、どうなりますか? 物理的に見ることは不可能になります。 では、視覚を使わないことで、何が見えるようになるのでしょうか。 現代、私たちは身体の中で最も目を使っていると言われています。 朝はスマホでSNSをチェックし、昼間はPCの前に座ってディスプレイを眺め、夜はテレビやYouTubeを見ます。 「百聞は一見にしかず」ということわざもあるように、目はとてもパワフルな器官です。 し

未来の解像度を上げるために

リフレクション&小さな行動をライフワークにしています。 そして私は駆け出しの研究者(人材開発・組織行動論)でもあります。 リフレクション&小さな行動は人生を豊かにする重要な営み。 それはさまざまな研究成果からも明らかです。 ではリフレクションとは何か。 論文的な定義は各自でお調べください。 私にとっては「あるテーマについて、自分の内面と対峙すること」です。 何が起こり、感情・思考がどう働き、どう行動して、どうなったのか。 これを、期待も判断もせずじっくり観察する時間です。

Tグループが終わらない。

8月に受講したTグループが、私の中でなかなか終わりません。笑 前にも書いたかもしれませんが、Tグループでは私の日常で起こることが5泊6日の中に凝縮されて出てきました。つまり、私の悪いところややりがちなパターンは全部、名古屋で出し尽くしてしまいました。あらためて、ご一緒した皆様に、お詫びしたいくらいです。 …でも、感謝にしておきます。 それがあったから、日常に戻って、いろんなことに敏感になりました。自分のことも他人のことも、「あっ、これはTのときの私のあの行動」と思うわけ

私にとって、Tグループはどんな時間だったのか

もうすぐ、8月に受講したTグループのフォローアップがあります。慌ただしい日々ではありましたが、ふと、Tグループへの参加が私にもたらした変化について考えることが増えました。せっかくの機会なので、考えをまとめてみます。 Tグループから帰ってきた翌日、早速、打ち合わせがありました。私にとってTグループでの時間は電気ショックを浴びるような体験が多く、まだ痺れは残っていて、日常生活に戻れるかどうか、とても不安に思っていました。 その打ち合わせでは、不思議な体験をしました。会話のキャ

タニモク会に行ってきた。

「他人に目標を立ててもらう会」、略してタニモク会に参加しました。タニモク会とは、DODAが発信して話題となったようです(知りませんでした)。今日は企画したご本人もいらっしゃり、残念ながら同じチームではありませんでしたが、すごい場だなと。 手順はこんな感じ。細かいところや、「利害関係のない人とやる」といったルールなどは上記リンクを参考にしてください。 現状を絵に描き語る メンバーが質問する メンバーが他人の目標をその人に成り代わって立てる 共有する やってみた感想は

断食道場を振り返る 〜浪費的人生からの卒業〜

6泊7日の断食道場を終えました。振り返りを行いたいと思います。 総合すると、この経験を通して、日々の営みの大切さを学ぶことができました。そして、私は効率的にやれる反面、生き急ぎすぎて一つひとつのことを本当の意味で真剣にできていなかったのではと思いました。特に、食べること・動くこと・眠ることは、とてもおざなりだったと気がつきました。 おなかがすいたから食べるのではなく、時間がきたから食べる。もう動きたくないけど、なんとなく運動不足だから動く。明日のために、無理やり眠る。

シャバ・アーサナとリフレクションとポージング

まだ自宅で一人でできるレベルではないけれど、カラダもまだまだ固いけど、ヨガが好きです。今のヨガ・スタジオにはかれこれ1年半以上、通っています。 レッスンの最後は必ずシャバ・アーサナ(屍のポーズ)で終わります。仰向けになって、足は肩幅より広く開き、手のひらを上にして体の横に沿わせます。そう、全身の力を抜き、寝転ぶだけのポーズです。スタジオでは「ポーズの王様」と呼んでいます。 キツめのレッスンの後に特に、シャバ・アーサナは、その日のレッスンで使った体を振り返る時間のように感じ