見出し画像

KeepUrBANGUILDでリリースされた宮沢孝幸さんの語るラジオに救われる。僕が恐れているのは結局は『同調圧力』であり、僕らに必要なのは『論拠』だから。

ほんと、少し救われた感覚。

UrRadio 73 guest : 宮沢孝幸 / 福西次郎

これを待ってたんですよ。少しは前に進めるかもしれない。

不安な人はとにかく聞いてほしい。
ハナマウイはさっさとダウンロードしてくれ。
このnoteもすげー長くなったから読まなくていい
時間取られるから。ラジオ聞いたほうが早い。

しかしこのnoteでは、
なんでこのラジオが必要なのか?書いていきます。
タイトルで結論言ってるけど。

文章うまくなって生き残りたいなー。
今回は『見出しに画像を入れてリズムを出してみる』
に挑戦しました。成長を見せます。


今僕らはどういう状況なのか?

画像4

もう2ヶ月の自粛が続いていて、
疲弊する中小企業がとにかく心配です。

その通りっすわ。

中小企業の中にもいろんな業種があって、
特にライブハウスなんかはもともとやばいので、
続ける選択をする以上、手は打たないといけない。
スタジオハナマウイもこの状況です。

99%が中小企業の国、日本では
中小企業が潰れればその分雇用が減ります。

そうなると音楽スタジオ的には、
バイトしながらガチで音楽やっていくぜ勢
が激減します。
バイトなくなるねんもん。ただの失業者ですね。


で、どうする?

画像4

最優先の選択肢は、
『公金を正しく受け取ること』
申請すらしたことない人は
ここが難関ってことがわかってなかったりします。

大手メディアが『やってますよ感』をいくら出しても、
実際に受け取るまでは、やってないのと一緒ですし、
受け取れなかったらその行動は水の泡。

申請に至るまでは
『まず存在を知らなかった問題』
『まじわかりづらい設計と言葉遣いのホームページ』
『バカみたいな量の説明書類と申請書』

などと戦わないといけません。すげー時間取られる。

それは、
『このぐらいの資料読み取れない知識も教養もないバカはくるな。諦めろ。』
という強烈な官僚からのメッセージ。

知識も教養もないバカ(僕です)にとっては超ハードです。
数人規模の会社はそれをやるエネルギーを使えなかったりもする。
実働に見合わない額だったりもする。
でもやらないといけません。Keep the 自分の店。
・猛スピードで知識と教養を身につけるか、
・奇跡的に空いてる社労士さんを見つけ出すか。
いやーがんばろ。僕は前者です。

チャンネルではカズキがすげー頑張ってます。
雇用調整助成金はまじミッション:インポッシブルですから。
トム・クルーズ状態。

公金については、
鬼神の如く動いている慶司さんがまとめてくれてます。
一度冷静にどれにエネルギーを使うか検討してみてください。
この記事は個人事業主向けなんですけど。

後は融資ね。借金。これはもう当たり前やしええわー。
やってるやってる。みんな借りてる。

それからどうする?

画像3


その次の選択肢は
『営業をする』
になるんですが、
自粛ムードにより、
実店舗を持つ商店は軒並みできないみたいになってる。

営業?無理無理。怖いもん。

ライブハウスでいうなら選択肢は3つぐらいで、

クラウドファンディング (信用の換金)
②実店舗で行なっていた事業(オフライン)のオンライン化
オンライン事業の立ち上げ

ていうか全部『オンライン化』です。
全部オンライン化でいい。それはやるってば。しゃーないやん。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3

ていうかそもそも

画像5

なんで実店舗での営業できないのか?
コロナ怖いから

だと思うんですけど、
『怖い』
を分解していくと、

・コロナに感染するかもしれない(させてしまうかもしれない)怖さ
 →コロナへの直接的な恐怖
・営業していることで世間から叩かれて信用を思いっきり失う怖さ
 →メディアの常識の敷設による生まれた同調圧力

の2つかなと思うんですけど、

ぶっちゃけ、

僕、同調圧力が最も怖いんです!なんか言うてくる君らは誰なん!?
僕、マスクつけてる理由、みんなが怖いからです!
WHO最初マスク意味ない宣言してたけどー!!
ていうか匿名でなんか言うてる人なんなん?誰なん?

同調圧力って?

これはもう協調性ごい日本人の特性やと思うんですけど、
ばりばり厳しい。
しかもこれ、論拠がほとんど『偉い人が言うてるから正しい』
みたいな感じやったりするんですね。
先生が言うてるんやから従え的なやつ。

人の行動に文句言うてきて、
なんで?って聞き返しても答えられないやつが
「みんなやってるから」で文句言うてきたりするんです。
こわっ

そもそも文句言うても何も変わらないんですけどね。

ちなみに緊急事態宣言がいくら出されても、
憲法上、強制的にお店を閉店させることは無理です。

一応まだ法治国家です。
いまのところは。

お店を開ける論拠は憲法にあります。



憲法上問題ないのに、
開けていいのに閉めてるっていうのは、
同調圧力まじ怖いからですし、
ここに従って何もせずに止めてたら、普通に潰れる。あほらし。

「みんなやってるから」で行動決めてたら、
経営できないです。

潰れても納得できませんし。
そんな額のリスクじゃないし。

でも、同調圧力めっちゃ怖いんですね。
しかもこういう、誰もがどう判断したらいいか迷うようなこと。
どっちが正しいのか一概には言えない場合、
いざ同調圧力的なものを受けた場合に対応できない。

それでも営業する場合、
こちらの考える安全性を論拠をもって提示できないといけない
お客さんって憲法を理由に来てないわけじゃないし。

答えられないことがあれば不安で営業できない。
お客さんに安心できるような環境を整えるのはそもそも当たり前で、
お客さんの不安に答えるのに必要なのは、
その環境を作り上げるための論拠
なんですね。

いま経営方針を決めるのに必要なのは論拠

画像4


スタジオとかライブハウスとか、
結局お店開けることで生まれる音楽文化が
好きだから
お店やってるんですよね。だいたい。

うちの場合、
どんだけ儲けてもお店開けれへんかったら意味ない。
ていうか儲けたかったらスタジオやらへんし。

開けられたらバンド練習入って欲しいんです。
バンド楽しいし。
安心して練習して欲しい。

どうやってお店を開けて営業するか?
の基準は今の所ほぼないんです。だから怖い。揉めるし。



基準がないから
営業してるところ(スーパーもコンビニもパチンコ屋も)は
同調圧力にビクビクしながら営業
してて、
ライブハウスはもう全ての店が営業してない。

法律上営業してもいいにも関わらず、です。

で、いつまでこれをやる?
5/7まで、って言うてた緊急事態宣言は5月末まで伸びた。
この政権でこの事態は未来予測を明確に提示できない。

コロナが収束したら生演奏を生で演奏する場所として再開するため
にやってるのに
二度とそれができない可能性すらある。

当然閉める人もいっぱいいらっしゃるでしょうね。
『ライブは生やからこそええんやないか勢』がほとんど
やから。

地域にもよりますが、
同調圧力に対処できる論拠をもって
営業再開できるところはしていかないといけない。

コンビニは大丈夫→あのビニールの幕で飛沫感染が防げたら対面は大丈夫
みたいに、
浸透してきてるから大丈夫やん基準ももちろんあるので
対応していくんですが

満員電車オッケーの基準やったら
全事業オッケーになっちゃうけどー!?
クラスターやん!密!めっちゃ密!
これオッケーにしてたら全部いけるみたいになってるから!
2mの話どうなってんのー!?
満員電車オッケーやったら全部オッケーやん!

っていうのもあります。そりゃBBQするわ。
論拠はどこだ?

専門家の貴重な意見が大きな論拠になる

画像6

ようやくラジオの話まで来た。
----------

UrBANGUILDの
ブッキングの ryotaro によるラヂオ番組です

guest  
宮沢孝幸(京都大学ウイルス・再生医科学研究所 准教授 )
福西次郎(UrBANGUILD代表)

*トークの内容に関しては、京都大学の公式見解ではありません
*収益はアバンギルド存続の為に充てられます

2020年5月1日、緊急事態宣言中でのUrBANGUILD 14周年特別企画にて収録
ウイルスの専門家である宮沢孝幸准教授をお招きして
新型コロナウイルスへの対応策、そしてこれからの
”with Corona”の世界を見据えてのUrBANGUILDの運営の在り方を探る

----------

これです。
ガチの専門家(京都大学ウイルス・再生医科学研究所 准教授)と
ライブハウス経営陣の対談。

すっげーな。


>トークの内容に関しては、京都大学の公式見解ではありません


となってますので、
あくまでも個人的な意見と理解してます。

が、
わかりやすく論拠が示されたわけです。
行動のガイドラインが!

なるほどー、ウイルスってそういう性質なのか…
ってことはこれはダメで、これはいけるかな…
的な論拠を基にした論理的な判断によって
お店を構築することができるわけです。

部分的に引用して誤読させちゃうのは本当に嫌なので、
内容はこちらには一切書きませんが、
このラジオは一定の説得力がある論拠として
参考にしようと思います。

これはもう絶対に聞いたほうがいい。
何よりも話がめっちゃ面白かった。

この先も論文読んでみたり、
継続して調べたりして、知識を深めていくことは必須とは思います。
論拠のない批判はさらっと受け流せるよう頑張っていこうと思います。

ryotaroさん、宮沢さん、次郎さん、
ありがとうございました。

イケてる音源勢揃いです。KeepUrBANGUILD。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?