【2023年GW韓国旅打ち】日本人の知らないカジノに行こう! ③ホテルインターバーゴ大邱(中編)
4/29 a.m.
ポーカールームが開場するのが15時からということで、今日明日の午前は江原ランドカジノへと向かうための情報収集を行っていきます。なにせ大邱からカジノのある旌善(チョンソン)までの行先はとにかく情報がありません。amazonでは有志の人たちが韓国鉄道の線路図と時刻表をまとめた同人誌があったため購入してにらめっこしてみたのですが、どうにも確信が持てません。
上の時刻表をもとに、訪韓前に想定していた移動ルートです。時刻表いわく、乗り換えの猶予が7分、逃すと次の便が3時間後というミスると死ぬ乗り換えが1か所、猶予時間はそれなりにある乗り換えがもう1か所あります。これを土地勘もない、言語も違う国でこなさないといけないというのは少し現実的ではありません。電車での移動が難しいとなると、昨日経験した高速バスがおのずと選択肢に上がってきます。というわけでまずは昨日降りた東大邱バスターミナルに向かいましょう。
東大邱駅周辺は普通の都会という感じなのですが、そこから4キロも離れると緑豊かな公園や小さな遊園地の地区となります。土日にはイベントで車がひっきりなしに往来し家族連れも多くなるだけに、なぜ公園に挟まるように歓楽街およびラブホ街があるのか不思議でなりません。この地区の沿革が気になります。
本当にね…自然豊かなんですよ。カジノが窓も時計もない空間なので、草の青臭さや土の感触がすごく新鮮なんです。カジノと自然って両極端に位置するんですけど、それゆえに強い相互補完の関係がなりたっているんです。この感覚はパラやウォーカーヒルで感じるのはなかなか難しいので、ぜひとも一度大邱に来てもらいたい。
東大邱駅に到着、端末を日本語に変え、ランドカジノのある江原道(カンウォンド)に行くためのバスを探します。
最寄り駅であるコハン・サブクバスターミナルまでの直行便はありません。
東大邱からのバスだと、「原州」か「栄州」という街までしか行ってくれないようです。その日はいったん帰ってノートPCで色々調べた結果、
・Googlemapを見る限りより都会なのでタクシーをより捕まえやすい
・乗り換えがない
主に二点の理由から原州方面のバスを予約しました。
唯一の懸念点は、原州バスターミナル→原州駅までタクシーで移動して原州駅から電車で向かうルートなのですが、その問題の原州駅が、
なーんもないねぇ!
おまけにこんな不安をあおる記事も見つけてしまいました。
「来年か再来年に閉鎖されてしまう(2017年時点)」
それでもこちらにしたのは、近くに万鍾(マンジョン)という駅があるため、仮に原州駅が閉鎖されていたとしてもタクシーを捕まえなおしてリカバーができると踏んだためです。
ちなみにソウル方面から行く場合はこんな心配をする必要はありません。仁川国際空港からも本数は少ないですが直行バスが出ているみたいですし、
https://www.high1.com/jpn/contents.do?key=1695
電車でもソウル方面まで出てから清凉里駅(チョンニャンニ)まで移動してしまえば、そこから乗り換えなしでランドカジノの最寄り駅まで行けます。
さておおよその方針が掴めたところで、午前10時と少し早いですがお昼ご飯を食べることにします。なにせ大邱には明後日の朝にはいません。江原方面の情報がほぼないことを考えると、ここで一食でも多く韓国グルメに触れておきたい。とはいえ海外に来てまだ24時間未満、心のギアがまだ入っておらず、異国情緒に対して人見知りが発動しています。どーしよっかなーと東大邱駅内をフラフラしていると、
比較的早い時間から、乗車前の腹ごしらえ需要を狙って定食屋さんが店を開けていました。そのうちの一店。
タッチパネル(キオスク)がありますねえ…。写真からは全容のわからない料理ばかりですし、日本語表示はできないみたいですが、なんか勘でぺたぺた触ってたら注文ができたようなので座ることに。
牛肉となんか毛羽だったキノコ?としらたきのスープ1200円。味は…まぁ…ほんだしっぽい薄味でした。味噌やら塩やらの調味料が共用スペースにあったので、後半はそれで味変しながら食べてました。
小籠包600円。食べなれた味という安心感込みでもおいしかったです。
4/29 16:00 さぁポーカーや!
お昼を食べて帰って昼寝をしたら出陣です。
15時半頃に来ましたがまだ卓が立っておらず、16時ぐらいになってから8人でスタート。パラやウォーカーヒルでよくあるようなテーブルの半分が日本人残りが中国人、みたいなテーブルではなく、中国人がほとんど。多分日本人はいません。バイインは上限は30万ぐらいまで行けるみたいですがそんな富豪はおらず、メイン層は3万~5万、たまに1万でちびちび遊ぶ人が混じるといった感じ。
私はといえば初参加は3人いるのに気づかずフロップCB打ってセットオーバーセットに薪をくべたりしてました。
リンパー1人にショートがオールイン、私JJでかぶせてオールイン、リンパーコールでAQo、ショートKToでボードにKが落ちたもののサイドが取れて微損でおさまったりしてました。
そしてやってきた最初の大勝負。
リンパー2人にAAで20にレイズ、後ろ2人とリンパーが2人ともコール。
フロップ33T。私までチェックで回ってきたので40を打つと一人コール。
ターンも3。私120にも相手コール。
リバーはもはやラグだったので私残り100ちょっとをオールイン。相手スナップコール。
なんと相手T3o!!!!!!!
?????????????????????
え? なんで?
ティルトとかそういう感情では少なくともありませんでした。ただただ純粋に、「え、あなたそんなめちゃくちゃなハンドで参加するような人だった?」という疑問です。ハンドを重ね、ショウダウンで比較的しっかりとしたハンドが出てくるたびにその疑問は深まります。ねぇなんでついてきたの?天啓でも降りてきた?
ただまぁ久しぶりのキャッシュなので大事をみて100bb、3万円で入っていたので比較的損傷は軽微です。
でぇじょうぶだ、50万持ってきてる。
私の旅打ちは大体序盤で1回スタックされて目が覚めてからがスタートです。逆境無頼カ〇ジだって最初に手痛い負けを食らってぐにゃあってなってから本気になるでしょ?
まぁ私が〇イジと違うのは私はカイ〇ではないというところですかね。
気を取り直してもう3万円バイインします。
リンプ一人に15のレイズに対してボタンから50のレイズ。レイズした人がコールし、フロップ459レインボー。CB50にコール。ターンQ。後ろがあと100ちょっとだったのでオールイン。相手まぁまぁ悩んでダウン。あとから「AAか?」と聞かれたので何らかのポケットでしょうなぁ。なんだかんだ先のAAでの負けが響いて、プレイがうまくできていない感じがします。
あとは両サイドが鼻歌を歌うのがつらかったです。ゲームの性質上顔をつっつきあわせるので、聞かないという選択肢を取りづらいんですよね。サビのヒートアップした辺りで流石に「静かにしてほしい」と頼んだらやめてくれましたけど。
ザガンがリンプ、+1が20ドルにレイズ、私はCOでAQoを持っていました。丸いプレイをするのであれば降りるべきなのですが、オリジナルのおっちゃんが結構負けが込んでてプレイが荒くなっていること、ボタンが降りてくれれば一番いいポジションでプレイできること、そしてボタンは比較的降りていることを踏まえてコールを選択。目論見は少し外れ、ボタンとリンパーがコールで4人でフロップへ。ボードはAQ3。+1の25のCBに対して私はコール、ヘッズアップへ。この時点で私に引くという選択肢はもうありません。
ターンはスペードの2、75のCBもコール、リバーJで相手オールイン、一瞬セットやストレートが頭をよぎりましたが、そうだったところで私ももう降りられません。コールしたら相手はAKo。約4万のポットを手に入れました。ただまぁAAのクラックから更に1.5万程やられていたので、まだ微損を少し引きずっている状況です。
そんななか最高のタイミングでAAがやってきました。
リンパー3人に対し、右隣が急に100にレイズ。私としてはまぁレイズしますよねと300にレイズ。リンパーのうち一人が上に25ぐらいのオールイン。まぁコールしますよね。
リンパーはJJ、右隣はKQoです。
フロップKはまぁいいでしょう。
なんとターンでJ!!!!!!!!!!!!!
流石に日に2回割られると心が折れます。というわけでこの日は5時間ほど打って‐5万円で終了しました。
ちなみにこのセッション中、AAが7回来ています。そしてAAだけで収支-5万です。んなあほな…。
0%でなければ起こりうる。ポーカープレイヤーなら受け入れているはずの確率の偏りと恐ろしさをいやというほど刷り込まれたセッションでした。
ラブホ街まで戻るとまだ9時前、小腹が空いているので適当なお店で夕食をとることにします。この辺りでmutt氏、スマホという文明の利器を持っていることを思い出します。
Google翻訳であらかじめ訳を表示させておき、店に入って店員さんにこれを見せる、という方法で韓国料理にありつきました。旅行後半では「二人分食べられます(焼肉類は2人前からでないと注文できない)」などを駆使して韓国グルメを満喫してました
え?「変な料理が出てきたら?」「ぼったくられたら」って?
知らん。食え。払え。
少なくとも私は何が出てこようと食べて言われた金額を払う覚悟でこの画面を提示していました。まぁ今回の韓国旅行で想定外のゲテモノが出てきたり、明らかぼったくりやろという金額を請求されたことはありませんでしたけどね。
というわけで帰ってシャワー浴びて寝ました。後編へ続く。
今回の有料(無料)部分の動画です。
ラブホテルからカジノまでのおおよその道のりをブラブラ歩いた動画です。自然の豊かさがわかると思います
https://youtu.be/BXQO6mNgb9o
お昼にカジノ周辺の市街地をブラブラしてたら見つけた、歴史のありそうな街並みの様子です。
https://youtu.be/GOpWh9O_C6k
夜のラブホ街の様子です。夜の撮影は慣れてないので動画がブレブレになってしまっています。すいません。
https://youtu.be/6fHbHb7_-ow
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