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「物作り」と「接客」
先日、初めてフリーマーケットに出店して趣味で作っているハンドメイド作品(レジンのアクセサリー)を販売してみた。40歳もとうにすぎ、初めての事やアウェーな場に身を置くこともほとんどなくなってきたからこそ、あえてそういった場に身を投じる必要性を日々感じている。今回もその一環だ。
当時、1つも売れなかったら…と、不安に思いながら40点ほどの作品を並べる。ドキドキ…
しかしその場に立つと、接客者としての何かが反応した。
「これ、私が作ったんです」
「こんな風につけると可愛いですよ」
「アレルギーの方にも…」
あれ? 思っていた以上に楽しい…
というよりも、自分が作った作品を購入していただける喜びといったら。
さらにその場で着けてカワイイ!と言っていただけるなんて!!
あぁ…楽しい…
私はレジン職人ではない。趣味の範囲でのハンドメイド作家のようなものだ。しかし、私なりにこだわりをもって作った品を、喜んで購入してくれる方がいる。なんて嬉しいのだろう。結果、30点ほどの作品を購入していただく事が出来た。
お昼も過ぎ、ふとおにぎりを頬張りながら思った。
物作りの根底にあるものと接客の醍醐味、これらは同じではないか?
ーお客様の笑顔がみたいからー
どんなに良い物を作っても、そのこだわりを伝えてくれる販売接客者がやはり必須なのだ。オンラインや文字だけではどうやっても伝わらない事もある。
今回は自身で作った物を販売する、というレアケースではあったが、そのおかげで初心に戻れたようにも感じた。
「物作り精神」と「販売接客者の力」
この2つの大切さを改めて痛感できた1日だった。
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